カミングアウト(告白)について
いつも読んで下さり有難う御座います。
最近は心なしか暖かさを感じ春が少しずつ近づいてきているのを感じますね。
この春からは今までの生活を終わらせ、新しい生活を始められる方も多くいらっしゃるかもしれません。
新しい事を始める時は期待もありますが、
同時に大きな不安もあるかもしれません…
カミングアウト(告白)について
の話しを聴く機会がありました。
※カミングアウトという言葉はLGBTの方が自分の事を打ち明ける際に使われる事が多いので(告白)と記載します。
私が摂食障害当事者渦中の頃、
自分がそうである事を周りに伝える事はありませんでした。
周りは気づいていたのかもしれませんが、
私は違う
という気持ちと
周りに嫌われたく無い
という気持ちがあり、より第三者に言うことはありませんでした。
回復し克服してからも誰にも伝えませんでしたが、過去の経験を伏せたまま日常を送る事が、なんだか自分を偽っているような気がして、告白しました。
私は、結果的に告白したのは回復してからでしたし、
あえて告白する必要もない
とも思います。
(私は、当事者ご家族の回復サポートと予防啓発活動をおこないたかったので、自分の経験が必要とする方に届けばと思いました)
そして、
当事者渦中はなおさら告白はしない
と思うのです。
ただ…
告白せずとも自分自身で何とかして頑張っていき、終息まで迎える方はごく一部だとも思いもします…
摂食障害は
誰にも言えず、理解されず、自分が自分で無くなり、悩み苦しむ日々を過ごす“出口や光が見えない”もの
私自身も毎日が辛くて辛くてたまらなかったですし、
内心はいつも
誰かに聴いてほしい
助けてほしい
寄り添ってほしい
回復の希望やキッカケがほしい
と思い過ごしていました。
でも、家族や身の回りの人に話す事は、とてつもなくハードルが高くて、
そう感じていた時の想いが
今、カタチとなって『摂食障害よりみち』という団体“居場所”を作っています。
摂食障害は、
発症原因や過程、症状など全てが100人100通りですが、
実際に摂食障害を経験した回復者や、回復過程の子達と話しをしたり聴いてもらえたりする事は、心身共に楽になるのではないかと感じています。
しかしながら、
対面やオンライン、電話等は自分自身の想いを発するのには少しハードルの高いものかもしれません…
なので、私たちの団体は
LINEによるメール相談をおこない
告白や相談のハードルをさげられたらと考えております。
ルーム自体は出来上がっておりますが、開設曜日や時間帯の設定がまだ完了しておりませんので、準備出来次第お伝えさせていただきます。
もちろん、
これまでの様に
メールからのご相談や、オンライン交流会のでのご相談でも大丈夫です。
ひとりで悩み苦しみ続け耐えているあなたは、とても頑張っています。本当に凄い。
でも、それ以上にとてもとても辛い気持ちで過ごされている事を私たちは知っています。
だから、一緒にお話が出来たらと思います。
気軽に、
そして勇気を出して…
yorimichi.komaki@gmail.com