エターナルズ 最強の人類の守護神チーム
地球に新たな脅威デイヴィアンツが迫るとき、全生命の産みの親であり守護者セレスティアルズから与えられた人智を超えた力で7000年に渡り人類を密かに見守ってきた、10人の守護者がついに姿を現す。
物資操作能力を持つセルシ(ジェンマ・チェン)、空中浮遊と目からビームを放つイカリス(ジェームズ・マッデン)、手からエネルギーを放つキンゴ(クメイル・ナンジャニ)、幻影を見せたり変身能力を持つスプライト(リア・マグビュー)、発明家で人類の文明発達に貢献するファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー)、超速度で移動出来るマッカリ(ローレン・リドルフ)、最強の女戦士セナ(アンジェリーナ・ジョリー)、剛腕でセナのパートナー・ギルガメッシュ(マ・ドンスク)、マインドコントロールの能力者ドルイグ(バリー・コーガン)、エターナルズのリーダー・エイジャック(サルマ・ハエック)。
彼らの名は、エターナルズ──。
だが、1度は全滅させたデイヴィアンツが復活し、地球滅亡まで残された時間はたった7日。
タイムリミットが迫る中、彼らは離れ離れになった仲間たちと再び結集し、人類を守ることができるのか…?
そして、彼らを待ち受ける〈衝撃の事実〉とは…。アベンジャーズに次ぐ、新たなヒーローチームの戦いが始まる!
アベンジャーズより遥か昔から、人類の脅威デイヴィアンツから人類を守り人類の文明発達に貢献してきた神話の神々のようなスーパーヒーローチーム「エターナルズ」。
彼らの戦いの本当の目的が、明らかになった時、本当の人類の危機が、訪れる。
アメコミ映画のバトルシーンは、街の中で行われるのでバトルシーンの中で破壊のスペクタクルが挟まれるので迫力があるのですが、自然の中のロケーションが好きなクロエ・ジャオ監督だけに美しい自然の中でエターナルズがデイヴィアンツと戦うバトルシーンが神話的な感じで描かれるので、アメコミ映画特有の激しいバトルが苦手な人にも見やすい。
人類になるべく干渉しないが人類を愛するセルシや人類になるべく関わらず隠遁生活をするドルイグとマッカリや人類に紛れて暮らすファストスなど、それぞれの人類やエターナルズの任務に対する信念や人生感がかなり深掘りされているのが、今までのマーベルコミック映画の中ではかなりヒューマンドラマ色が強い。
様々な人種やセクシュアリティのヒーローチームであり、人類を救うための秘密兵器が、多様性を重んじるダイバーシティへのクロエ・ジャオ監督の願いが込められていて心揺さぶられた。
マーベル・シネマティック・ユニバースの根っこの秘密を描く重要なアメコミ映画。
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