第11本目：栃木県道・茨城県道147号小金井結城線

実走した県道を紹介していく「しんとちの県道」シリーズ。今回は、「栃木県道・茨城県道147号小金井結城線(こがねい・ゆうき)」です。

この県道は、栃木県下野市小金井を出発し、南南東に向かって進み、茨城県結城市に至る全長約7kmの県道です。茨城県内はおよそ1kmくらい。終点の結城市中心部が栃木県境に近い場所にあるためです。

全線を通してのどかな農業地帯を通過するので交通量は少なめですが、下野市内・小山市内を中心に線形改良や歩道設置が進んでいます。途中の沿線には小山第二工業団地、少し離れたところに小山第三工業団地・小山東部産業団地があり、新4号国道と交差することもあって、トラックの往来もそこそこあります。

終点のある結城市内は2車線はあるものの歩道がない個所もあり、やや窮屈な印象です。

ちなみに、結城市内に珍しい看板があります。

当道の案内看板なのですが、茨城県内では多く採用されている、番号で表示するタイプではなく、路線名を表示するタイプとなっています。

↑県道147号線、結城市内にある路線名表示の看板。茨城県内でこの表示は珍しい。

↑茨城県内の別の県道の案内看板。茨城県内ではこのように路線番号を案内する標識が一般的である。

これを見つけるだけでも当道を走る魅力はあると思いますので、近隣にお越しの際はぜひ走ってみてください。