Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

米国、華国企業をレッドフラッグ輸出リストに追加

2022.02.13 04:00

 商務省(Department of Commerce)は11日(金曜日)、33の華国企業をいわゆる「未確認リスト(Unverified list)」に加え、米国の輸出業者がその企業に商品を出荷する前に、より多くの手続きを行うことを義務付けたと発表した。

 同省産業安全保障局(Bureau of Industry and Security, BIS)は、米国からの輸出品の使用に関して、これらの団体の正当性と信頼性を確認できないため、この措置を講じたと述べている。これらの企業には、上場企業、大学、航空宇宙産業や電子機器サプライヤーなどが含まれる。

 無錫と上海の事業所が未確認リストに加えられた生物製剤の医薬品開発会社の株式は、12日(土曜日)に25%以上急落し、時価総額から770億香港ドル(99億ドル)が消え去った。

 同社は、米国の輸出規制の対象となる製造装置を輸入していたが、ワシントンの動きは事業や世界のパートナーへの継続的なサービスに影響を与えないと述べた。同社の弁護士は、商務省と交渉する予定であるという。

 レーザー機器と自動化機器のメーカーである深圳ハイムソン・レーザー(Shenzhen Hymson Laser)の株価は、ある部門がリストに追加された後、7%以上下落した。

 ハイムソンは声明で、今回の追加によって同社の事業や財務状況に重大な、あるいは不利な影響を及ぼすことはないだろうと述べた。また、今回の上場が同社の今後の発展にどのような影響を与えるかを評価すると付け加えた。