11/12日 木更津銭湯フェス!ありがとうございました。
こんにちは、松本佳奈です。
昨日お米屋さんで、麦と粟とアマランサスを買いました。いわゆる雑穀です。わたくし調味料には興味があって、色んな地方の塩を集めるのが好きだったり、量り売りのみりんを買ったりするのですが、実は
米をほとんど食べない
という生活を長いこと送ってきていて
主食は殆どパスタ。イタリア人並みにパスタ。もしくはラーメン。
けれどこの数年で身体のことを勉強しようと一念発起。ようやく最近になって「米ちゃんと食べよう」という気持ちの余裕が出てきたのでした(これまでも食べてはいたけど、一日一食くらい…)
お米が嫌いでは決してないです。むしろ好き。パスタが主食なのはもはや子供の頃から染み付いた習慣のようなものでしょうか。
毎朝お米を炊く。体調に合わせて雑穀を混ぜる。これを新しい習慣にしていこうと思います。全く違う話から入りましたが、12日の木更津銭湯フェス♨️人参湯のことを書きます。
(写真を提供して下さった増田雄一さん、なぼ作さん、岡野悟朗さん ありがとうございます!)
夏以来、二回目の人参湯ライブはお天気にも恵まれて(前回はゲリラ豪雨でした笑)銭湯日和!ご近所の方はもちろん、県外・市外の方もたくさんお越しくださいました。中には泊まりがけの方も…。皆さま、足を運んで下さり本当に有難うございました。
番頭は夏に引き続きマリエちゃん。そしてご案内はみっちん。受付から、番台に上がりたくて仕方がない老若男女たちの対応まで(笑)安心の番台でした。ありがとう。
鰻のいい匂い。地元の老舗・伊藤川魚店さん。うなぎの焼きおにぎりと白焼きと肝煮のセットは瞬く間に完売!
たくさんの日本酒を揃えて下さったなべやさん。あったかいモツ煮も絶品でした。
barPIGさんのビールも気付いたら完売…ハイボールも大人気でしたね。当日急遽焼いて下さった2種類のキッシュもあり、おつまみ盛りだくさん!
女湯脱衣所では木更津写真ワークショップの生徒さんたちによる、木更津を舞台にした写真展。そして清見台ホールの八幡さんから頂いた昭和の木更津写真たちをプロジェクターで上映しました。前回は浴室内に展示しましたが今回は机の上に立てて飾るスタイル。
開演前に三味線の生演奏をして下さっていたのは写真展メンバーの牧子さんでした!何から何までありがとうございました。
さて、15時になり、いよいよ始まるライブ。夏の開催時は男湯からのスタートでしたが、今回は女湯。
一番風呂、うたたね
歌とギター 小野雄大さん
歌と鍵盤 藤岡なつゆさん
ドラム 後藤朝海(もーしー)さん
ベース 広川雅之(ナムカワ)さん
初顔合わせでしたが、誰よりも木更津に馴染んでいた気がする4人です(笑)生で聴いた小野さんとなつゆさんの歌声に鳥肌が立ちました。感無量。
ご紹介下さった三軒茶屋GRAPE FRUIT MOONの河邉さん、ありがとうございました。
二番風呂、戎谷俊太さん
銭湯ライブはお手の物!鍵盤の弾き語りから始まり、途中サックスに持ち替えて客席を練り歩くパフォーマンス。
三番風呂 ハヴケイスケさん
ループマシンを駆使して、ウクレレ・ギター・ボイスパーカッションを重ねて即興で音を作っていきます。会場の空気をひとつに!
ちょっと休憩を挟んで男湯に移動!
四番風呂 ダニー坊や楽団
ボーカル/バンジョー ダニー坊やさん
ギター ノリミツさん
ベース メルモさん
鍵盤 ショウヘイさん
男湯一番手は木更津出身ダニー坊やさん。手拍子足拍子に大盛り上がり!子どもから大人まで、お客さんの掛け声が響き渡ります。
最後 五番風呂はわたくし、松本佳奈でした。
セットリスト
1、種を蒔く、何もない場所に
2、好き勝手
3、燃えるごみ
4、Strings
5、平和への祈り
パーカッションサポート ぴったんくん
まさにこの銭湯ライブは、何もない場所に種を蒔いているようなもの。何が咲くのか、そもそも芽吹くのかもわからない種を、とにかく蒔いてみないことには何も始まらない。
上手くいかないことはその都度改良していったらいい。試行錯誤したらいい。
そんな風に考えています。
修理に800万かかる雨漏りも
トイレを水洗にする工事も
剥がれてしまった壁画も
回を重ねていくうちに、解決策が見つかるかもしれない。と、思っています。
人が集まれば、お金が回る。
だから私だけじゃなくて、色んな人が、人参湯をどんどん活用していったら良いと思っています。映画の上映、寄席、三味線、演歌のコンサート、ギャラリー…活用方法はいくらでもあると思うのです。
最後は出演者全員で、ザ・ドリフターズの「いい湯だな」を。お客さんも大合唱!大団円でした。ありがとうございました!
セルフ熱燗セット。
名物 西山家さんのジャンピング湯切り。
賑わう脱衣所。
こちらが人参湯の店主 藤崎さん。こっそり裏でライブを聴いてくれていたみたいです。終演後、「祭りの後はさみしいなあ」と呟かれていました。
誰よりも人参湯を愛している藤崎さん。だけど時代の流れや、様々な事情で閉めざるを得なかった悔しい気持ち。でもやっぱり人参湯に灯りがともって、たくさんの人が来てくれることは嬉しいそうです。
お陰様で無事、第二回を開催できました。
お越し下さった皆さん、そして裏方で動いてくれた皆さん、出演者・出店者の皆さん、そして宣伝に協力頂いた皆さん、本当にありがとうございました。
お酒のイベントだったのに、タクシーや運転代行のご案内をするのをすっかり忘れていて…次回はその辺りもきちんとケアしたいと思います。
すでに次回の開催、考えています!
来年3月予定。どうぞよろしくお願いします。
ありがとう。
松本佳奈