【ゆるログ】北京五輪の思い出②
北京五輪の思い出その②です。
その①はこちら
競技に関することや、選手村に関することはこれまで度々綴ってきましたが…
選手村というのは、やはりオリンピックが最も大規模でした。
その土地が丸ごと、選手と関係者しか入れないようになっています。
入り口には小銃を手にした軍人さんが立っており、厳重なセキュリティチェックと手荷物検査が行われます。
(ちなみに世界選手権などは競技種目が陸上のみなので、ホテル=選手村が普通です。セキュリティチェックの有無は、治安と大会の大きさによりますが、IDチェックは必ずあります)
中は広すぎるのでバスで移動します。
聞いた話ですと地元住民の立ち退きがあり、この場所が作られたそうな…(あれだけ広大な土地でしたら当然ですよね…)
申し訳ないと思いつつも、そこでは安全に快適に過ごさせて頂きました。
ちなみに選手村にある建物は、五輪の場合はそのまま分譲されることが多く、中はホテルというより完全に住居となっています。
(オリンピック以外ではホテルとか、大学の学生寮借り上げとか、そんな感じでした)
多くの場合は大部屋の中ににリビングひとつ、ツインやトリプルの寝室が2~3部屋あり、寝室でゆっくりする時間も、リビングでみんな集まって過ごす時間も確保できます。
最近の五輪がどうかは分かりませんが私の時は残念ながら浴槽は無くシャワーのみ。
しかも突貫工事だったからなのか、お湯が出ないということも度々ありました。
またシャワーのスペースとトイレのスペースはカーテンで仕切られているだけだったので、床は普通にびちゃびちゃでした笑
夏季五輪だったからよかったものの…冬季だったら大変ですね。
今は大丈夫なんでしょうか…
色んな土地に遠征に行くたびに、日本の建築のクオリティの高さに改めて感動させられます。
日本だったら、完成したばかりでお湯が出ないとか、建付けが悪いとか、水漏れがするとか、まず考えられないですよね。
四つ星、五つ星ホテルで茶色い水が出たインドでの日々を思い出せば…
大体のことは乗り越えられます。笑
この夏季北京五輪においては食事は口に合う、合わないはありましたが、初めて食べた北京ダックはめちゃくちゃ美味しかったです。笑
今回の選手たちが過ごすハブル内の選手村はなかなか快適と聞きますが、天井から水が噴き出して…という話もありますから、どうか選手たちが心穏やかに過ごせますようにと願うばかりです。
(コロナの問題もあるので中々気が休まらないでしょうけど…)
メディア向けの食堂は完全自動化されてたり、なかなか面白い試みだなーと思います。
五輪の開催に伴う技術の発展にも注目していきたいものです!