味わいパート2
2022.02.14 04:37
鹿児島市の天文館 高見馬場バス停付近あります日本ワインを楽しむワインバー、 ヴィエイユヴィーニュ72の竹之内です。
さて、先日は今年2回目のZOOMでの午前中と午後の5時間にわたるBrush-up Seminarの受講で久々に充実した一日を過ごしたマスターです。
セミナーの内容はA.S.I.Sommelie Diplomaの試験対策講座なのですが、私の場合は昨年同様にエクセレンス試験対策での受講となりました。
その年にもよりますが数問似た感じでの出題があったこともありますので念のために受講することにより試験問題に慣れるという効果も期待されます。
味わいの前半(舌を3均等に分割した最初の部分)ですがはじめにアタックの強弱や甘味、質、広がりを感じることが出来ます。
質とはなめらかですとかスマートですとかといった感じになります。普段は無意識のうちに飲み込んでしまいますが意識をその一瞬だけでも集中することにより感じとれるようになり、普段飲みでは少々しんどいのでほどほどにしておきましょう。
味わいの中盤(舌を均等に3分割した真ん中の部分)では酸味とアルコールのボリュームを感じることができます。
酸味は舌の両サイドで感じることができ、質と量が重要なポイントとなります。鋭角的に感じるイコール量があるわけではなく、落ち着いた印象ですがしっかりと豊富な量があることやまろやかに感じたりと酸のタイプもさまざまです。
アルコールのボリュームは舌の中盤でオーバル的に広がる感覚です。
ワインのアルコールは私の場合は13%を基準として高いか低いかを計っていて、超えてくると熱さを少しづつ感じます。
そして、いよいよ後半の味わいへと進んでいきます。