会場BGMのご紹介・販売情報

2022.02.14 11:42

二人展会場音楽のご紹介です。

作曲、演奏は長唄三味線方四代目杵屋浅吉さん。

歌舞伎座、国立劇場、各種芸能舞台でご活躍される一方、俳優・赤星昇一郎さんとタッグを組んだ朗読×長唄の意欲作『超訳・黒塚』の公演など多方面に活躍されています。

今回の展示タイトルである『春流草紙』及び夏目漱石『夢十夜』『永日小品』をイメージした楽曲を…という難しいリクエストになんと組曲を制作して応えてくださいました。

哀切な三味線の音色が会場を霞のようにたなびく様子が、早くも目に浮かぶようです。

古典的な合方から異国情緒を感じるモチーフまで。実験的かつ幻想的な曲の数々が展示への没入感を高めてくれることと思います。

トラックタイトルは曲と原作双方のイメージ、テーマから晴川が命名しました。

サブタイトルのない漱石の潔さを尊びつつ、我々の解釈のひとつと思っていただけたら。

〈春流草紙〉

プロローグ永日抄

組曲「夢十夜」

第一夜福音

第二夜無字

第三夜原罪

第四夜向岸

第五夜敵

第六夜年輪

第七夜航海誌

第八夜無限格子

第九夜悲願花

第十夜絶壁

エピローグ春流

会場ではこちらのCDも販売します。

耳で聴く夢を手にお帰りいただけたら幸いです。

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