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許認可・法務  al&la  行政書士 井原法務事務所

ブドウの白カビ❓❢

2022.07.14 22:30

最近、皮付きのまま食べられる大きな粒のブドウに少しはまっています。
左程安いわけではありませんが、スーパーものなので、農家の出店よりは安いようです。
昔で言えば、「巨峰」タイプですね。
案外甘みがあって、大きな粒なので、ボリュームがあって食べがいがあるのは、皆さんご存知のところです。
で、冷蔵庫にちょっと入れっぱなしにしたのが悪かったのですが、白カビが付いてしまいました。
もっと早く食べればよかったのですが、その白カビ、調べてみると、皮だけについているなら洗って食べられるとか、中までだと、ダメだとか・・・色いろ書いてあります。
で、ああでもないこうでもないと考えつつ、皮をむいたり、洗ったりしました。
が、結局止めました。
何処までが許容範囲かは、やはり、本人自身の判断ともなるばかりでしょうから。
今の世の中、食品の廃棄問題が時折ニュースに流れます。それを考えると、もったいないことです。もっと管理と言うか、早く食せば何の問題もなかったものを・・・ですが。
世の中今日食べる物にも困っている人の昔と変わらない事も思ってみれば、情けないことでもあります。いわば、罰当たりな事でもあります。
ただ、後々のもしもの食あたりを思えば・・・でした。


ちなみに、農林省データによれば、下記の通り。減少はいいですが。

《農林省 HP プレスリリース 令和3年11月30日https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/211130.html
令和元年度の食品ロス量推計値は、570万トンとなり、前年度より30万トン減少しました。》

●ここで一つ思い出すことが有ります。

それは<消費期限>と<賞味期限>の事です。かつては、製造年月日でしたが、平成7年4月から改正され、期限表示が、消費期限・賞味期限に変わりました。

消費期限は、期限以降は、食べないほうが良い事を意味し、賞味期限は、「おいしく食べられるのはこの日までですよ。その後でもまだ食べれないわけではないですよ。でも、早めに食べて下さいね」と言う事。

賞味期限と消費期限の違いを考量しないで、全て賞味期限だけにとらわれると、当然賞味期限≒消費期限に感覚的に同一視しやすいことです。

賞味期限が過ぎると、未だたいして変わりないものの、期限切れとして廃棄しやすいことも有ります。期限切れで食べて問題を起こす(食中毒など)よりは、廃棄したほうが良いと言う結果、消費期限だけでなく、賞味期限切れのものまでも、廃棄しているのが現状でしょう。

賞味期限と言うのは、物が豊富過ぎて選択の幅が多すぎ、レベルが低い(今時食べ慣れて、あえて食べる気がしない、飽きている等)となると見向きもしない生活習慣になってきてしまっている。飽食の時代の中で、口が肥えてしまっていると言うか、同時に、簡単に食物にありつけるが故に、食物を簡単に入手できることへの有難味を忘れてしまっている。

それ上に、廃棄問題が世界にまん延している理由の根本にちがいない。



製造年月日と賞味期限が一緒になっているものもあると言います。

賞味期限は営業戦略としては必要かもしれないが、消費期限も一緒に入れるべきではないか。さすれば、食物廃棄は少しは減少するのではないか。・・です。※


※参照:「食品の期限表示」消費者庁HP https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/expiration_date/pdf/syokuhin375.pdf