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kojinkai

整数領域に挑む。

2022.02.16 01:00

6年生の数学は、

素因数分解の利用。


素因数分解自体は

6年の予習シリーズの

カリキュラムでやっているので

そんなに苦戦はなかったのですが、

思わぬ伏兵がいました。


平方数。



実は、今年はカリキュラムが少し

変わっていて、昨年や一昨年は

素因数分解を真っ先に

扱っていました。

新中問のカリキュラムに

準じていたからです。


で、昨年までほとんど

躓く子がいなかったので

完全に油断していました。汗



議論はこうです。



例えば、

36=2^2×3^2=(2×3)^2=6^2

の変形。


まず、この変形自体に

結構苦戦しました。



次に、平方数でない数を

平方数に変えるためにどんな

自然数をかけるか、ということを

教えてゆきました。


もうこのあたりで超苦戦しました。

急ピッチで解説を作り、

木曜日にプリント配布でもして

トレーニングのし直しをします。

必ずできるように仕上げます。



思えば、予習シリーズの時も

素因数分解にはかなり

苦戦をしたことを覚えてます。


たとえば、


1×2×3×...×50は、

3で何回割れるか?みたいな。

50÷3=16...2

50÷9=5...5

50÷27=1...23

よって、16+5+1=22回。


あるいは、

1×2×3×...×50は、

末尾に何個0が並ぶか。

これは、因数の数に

2の倍数より5の倍数が

少ないことから、5の倍数で

判定します。

50÷5=10

50×25=2

よって、10+2=12個。


これ、当時もそうですが

本当ギリギリで解いてた問題です。

教えたその時は何とか真似して

解いてましたが、やはり

理解が追いつかなくて

大変だった記憶があります。


もちろん解説は図解してかなり

丁寧にやったのですが。



私も気持ちを真っ新な状態にして、

改めて丁寧に指導し直しましょう。


分かってしまえば、

大したことない問題ですから。