陰と陽
東洋医学を勉強すると必ず出てくるのが、陰陽論。
漢方の考え方の基盤になっているものです。
簡単にいうと、自然界にある全ての物は、お互いに相反する2つの性質を持っていて、
陰と陽に分けられるという考え方です。
少し例をあげてみると、
「陰」 暗い・月・静的・寒い・女・雨天・マイナス・下
「陽」 明るい・太陽・動的・熱い・男・晴天・プラス・上
などがあります。
また、人間のカラダの上部は「陽」になり、下部は「陰」になります。
カラダの外側が「陽」、内側は「陰」でもあります。
また「陰」の中にも「陽」があり、「陽」の中にも「陰」があります。
陰と陽の話はまだまだ続くのですが、ここまでで私はとってもびっくりしたことがあります。
それは、女性が「陰」に属するということです。
一番に思ったことは、明るく全てを照らす女性はどう考えても「陽」だと思いました。
でもよくよく考えてみると女性はやっぱり「陰」なんですよね。
火と水で言うと、火は「陽」で、水は「陰」になります。
女性は全てをうるおせる存在ということなんですよね。
うるおいがあってからこそ太陽が生きてくるんです。
私がとてもとても思うことは、女性は誰でも元々うるおっていて、もう満たされている存在ということ。
ありのままでいいということ。
全てはもうその手の中にあるんです。
私は、何か自分に自信が持てなくなったり、幸せだと思えなくなった時はこのことを思い出すようにしています。
実際は、思い出す余裕もなく落ち込んだりすることもあるけれど、知っているのと知らないのとでは大違いだと思うのです。
そして満たされている女性は、あらゆるものを生み出し、いろいろなものを救うと思うのです。
私はそんな女性でありたいと思います。
最後になりましたが、もちろん女性の中の「陽」の部分もとても大切です。
何かを開拓する行動力の部分です。
男性性でもあります。
バランスが大切なんです。
バランス良く、女性を一緒に楽しんでいきましょう。