高知のバリアフリー観光推進は中央から地域へ
2022.02.17 01:20
2月14日(月)高知県(一社)仁淀ブルー観光協議会主催のバリアフリー観光研修が、オンラインを中心に域内6市町村の観光関係者を対象に実施されました。
(今回の研修を機に導入された「JINRIKI」)
2018年から高知県はおもてなし課が中心となって、毎年「バリアフリー観光推進セミナー」を実施されてきましたが、地域主導で取り組まれる事例は、(一社)物部川DMO協議会に次ぐ2例目となります。
研修に先立ち、2日前には車で約100kmほど仁淀川流域の主要な観光素材を巡り、バリアフリー観光の受入れに際してすぐにでも取り組めるアドバイスポイントを視察しました。
地形的なバリアの多いエリアではありますが、「バリア、バリアフリーの情報の見える化」「まち歩きマップや車いす対応サインの整理」「福祉用具を活用した工夫」など、多額な予算をかけなくてもできそうな取組み例を視察時の画像をもとに解説させていただきました。
全国のあらゆる地域で、ユニバーサルツーリズムは取組むことができます。
なぜならバリアフリー改修だけがゴールではないからです。
(来春NHKの朝ドラ「らんまん」の舞台となる牧野富太郎生誕の地、佐川町「牧野公園」)
(駐車場には、きれいなバリアフリートイレがある「仁淀川屋形船」)
(仁淀ブルーを求めて多くの観光客が訪れる「安居渓谷」)
(JINRIKIの取り付け方を練習する参加者)