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書道画家-Ensho-

後回しにしない技術Part2

2022.02.17 03:32

こんちには

最近、超強力メントールでおなじみのホールズハイパーミントで息が少し吸いやすくなるということがわかった書道画家えんしょーです。


さて。

決心の実行と維持ということでまず実行での気をつけなきゃいけない2つのポイントから…


1つ目ののポイントは、「最初の1%に全力を注げ」だ。

これは最初の1%をやりとげれば半分は終わったも同然といっても過言ではない。

例えば、禁煙や勉強など目標を立てたけれども中々やる気が出ないということはあるだろう。そんな時はまず、今手を付けられる小さなことから始めてみることが大切だ。

嫌になったらやめてもいいから、とりあえず最初の1%の作業に「取り掛かる」というところに全力を注いでみる。

人間は、やる気が起きないことでも取り掛かってしまえば意外と集中して続けられてしまうものなんだ。

まずは目標に関係することで一番簡単なことを、「嫌になったらいつでもやめる」と考えながら取り掛かってみる。

一度取り掛かってしまうと段々と集中し、ふと気づくと意外と自分が多くのことを達成していることに気づくだろう。これを「行動モメンタム技法」と呼ぶ。

5分だけ仕事をしようと思ってちょっと取り掛かってみると、不思議と集中して数時間経ってしまっているなんてことはよくあると思う。

「日記を1日分書き上げる」と考えると大きな仕事に思えてきて取り掛かりにくい。だから、もっと小さなところまで作業を分割して「とりあえず1行文字を書く」とするといい。

1行書いたら、どうせ1日分くらいすぐ書き上げてしまうだろう。


次に、「2つの締め切りを作る」ということだ。

最初は締切まで余裕があったのに気づいたら締め切りぎりぎりになってしまったという経験は多くあるだろう。

実行力の高い人はある方法を使うことで、これを上手に対処している。

普通の人は、この作業をいつまでに終わらせるという「終了デッドライン」という締め切りを持っている。

行動力の高い人はこれに加えて締め切りまでに目標を達成するための始まりの期日、いつから作業を始めるかという「開始デッドライン」を持っているのだ。

終了デッドラインを決める時には必ず開始デッドラインもセットで決めておくようにしよう。

終了デッドラインだけを決めていた場合は、締切直前にアタフタしたり目標のすり替えをしたりするだろう。しかし、開始デッドラインも決めておけば、予め「この日までに始めなければならない」という緊張感を持つことができる。


最後に、維持の段階だがここでも2つのポイントを説明する。

1つ目は「目標から目をそらさない」ということだ。

この当たり前ができてないから、誘惑に負けたり、途中で目標のすり替えを始めてしまう。

目標を達成したければ、よそ見はするな。どうやって欲しい物を手に入れるか、それだけを考えるんだ。

心配なことや、不安など余計なことについて考えるのではなく、目標を達成するための方法についてだけ考える時間を増やす。

ダイエットだったら「どうやって痩せるか」「何をすれば小さくなるか」このことだけに集中しろ。「筋トレ休んじゃったら…。」とか「食べ放題行きたいな。」とか「せっかく少し痩せたのにまた太ったら嫌だな。。。」とか、そんなことを考えている場合じゃない。常に目標だけを考えるんだ。

目標を常に見据えていれば、ふとした時に目標を忘れたり、誘惑に振り回されることもない。目標に対して進み続けることができだろう。

また、目標を常に考えていればもう一つメリットがある。アンテナを高く立てることができ、関連する情報が勝手に集まってくるであろう。

人はある目標に集中すると、それに関係のある情報を勝手に集めてくるようになる。これを「選択的注意集中」という。

この選択的注意集中をしている時は脳が情報を勝手に集めるよう働いているから、いいアイデアを思いつきやすくもなるだろう。

目標のことを考える時間を増やし、常にアンテナを張っておくことで、目標達成のヒントをどんどん集めていこう。いかなる時も目標から目をそらさないのだ。

維持の段階、最後のポイントは「臨界点に達するまで、チャレンジし続ける」ということだ。

臨界点とはもともとは科学の用語だが、この場合は「ものごとが一瞬で変化する、ある地点」と、いうこと。

例えば、ある塔があったとする。ここから1本ずつ釘を抜いていく。1本2本抜いただけでは塔の見た目に変化はないが、実は少しずつもろくなっている。そのまま継続して1本ずつ釘を抜いていくと、ある日1本を抜いたときに塔はついに限界を迎えて急に崩れる。

目標達成についてもこれと同じことだ。1日の挑戦で目標を達成するのは難しいかもしれない。しかし、2度、3度と挑戦していくごとに、見えない変化が水面下で起こっていることも多い。見た目に変化は表れないかもしれないが、徐々に事態は変化している。

だからこそ諦めずに何度も努力し続けていれば、いつか一気に結果が出る瞬間「臨界点」に到達するときが来る。

1回のチャレンジがうまく行かなくても、それは失敗ではなく臨界点に向けて一歩前進しているということだ。挑戦は途中で諦めたら「失敗」で終わってしまうが、臨界点に達するまで続けてしまえばそこには「成功」の結果しかない。


と、いうことでポイントをまとめると

・実行力は技術であるということ

・「成功のイメージ」に逃げ込んではならない

・スケジュールは逆から立てる

・目標は周りの人に宣言する

・最初の1%に全力を注げ

・「2つの締め切り」を作る

・いかなる時も目標から目をそらさない

・臨界点に達するまでチャレンジを続ける


これを見ると後回しが単純に生まれつきの意志の問題ではないことがわかったであろう。



と、いうことで肺気腫から僕の人生のターニングポイントをまた迎えた気持ちで第4部スタートです。

2022年2月17日㈭pm12時30分

自宅にて…Enshoかく