NEW ぶさっとツーリング・・・5走目
NEW ぶさっとツーリング・・・5走目
新型GSX-S1000のドライブモードを色々試してみると聞いて・・・
そう言えば、ハヤブサにも装備されていたね
ドライブモードセレクター!!
新型ハヤブサでは、一度も使用していなかったので、今回、自分も色々試してみることにしました
いつものルートで君津スマートICから一般道&峠
A(アクティブ)モードから、B(ベーシック)モードに切り替えてみると…
スロットルの開度に対し、1対1にキレイに反応
スロットルの開閉速度や開閉量通りにエンジンの回転が上昇、下降
エンジンのピックアップは鋭すぎず、かつ遅れることなく、開けた分だけ、閉じた分だけ、スロットル操作に忠実に対応するエンジン
これはスゴイ!!
ある意味コワイ…技術が…(笑)
一般的には、スロットルに対してエンジンの応答は、レスポンスがシャープな為、開けた時の回転上昇のオツリ、戻した時の強すぎるエンブレ、レスポンスが穏やかな為、開けた時の回転上昇の遅れ、戻した時の弱いエンブレ・・・これが普通です!!
これを体験、理解した上でのスロットル操作をしているはずです、どなたも・・・
しかし、このBモードは違います
右手とエンジンが直結しているかの様です
実に素晴らしいのがスロットルパーシャル時(一定開度キープ時)からの開閉時と開閉直後の出力の増減が唐突でなく、遅れなく、波打つことなくの応答します
わかりやすく、扱いやすく、安心です
正比例のBモードです
しばらく堪能し、B(ベーシック)モードからC(コンフォート)モードに切り替え・・・
あまりの差に改めてビックリ!!
これは・・・これまたスゴイ!!!!
大排気量独特のトルク感がかなり抑えられていて、スロットルレスポンスもとても穏やか~~~
思いのほかワイドオープン気味になっても、あまり慌てずに済みそうです
約20年程前から、キャブレターからインジェクションになり、パワーもレスポンスも大きく向上
一方で、その鋭いスロットルレスポンスがアダになるケースも・・・
走行シーン、天候、疲労、気分等で
「スゴイし、楽しいけど、今はまったりレスポンスが欲しいなぁ~」
そんな時に、このCモード!
エンジンフィーリングがいい意味で、もう別のバイクです
「誰でも乗れるハヤブサ誕生!」的な!・・・スミマセン、言い過ぎたかも・・・です(笑)
でも、言い過ぎかもしれませんが、人や状況を選ば無い、ある意味最強のCモードです
そしてC(コンフォート)モードから、A(アクティブ)モードに・・・
あまりの差に改めてビックリ!
しばらく走り、今一度、Bモードへチェンジ
その後、再びAモードに・・・
スロットル開度に応じての溢れんばかりのトルク感
みなぎるパワー感
これぞ、ハヤブサ
どうだと言わんばかりのパフォーマンス
パーシャル時であっても、エンジンが回ろう、回ろうとするのを感じ、スゴサが伝わってきますね
264Kgある車体とは思えないシャープな動き
2代目ハヤブサのAモードより、レスポンスよく、よりパワー、トルク感がありながらも、扱いやすさ、安心を感じる、新型ハヤブサ・・・いいですね!!!
2代目ハヤブサに乗っていた時も、ドライブモードセレクターは使用したことがあります
この頃のドライブモードは、Aモードを基本とすると、Bモードは全体的にパワーを抑えスロットルのツキをマイルドにし、Cモードは、それを更にマイルドに・・・
今のドライブモードとは、大分印象が違います
Aモードが普通というか優秀で問題もなかったのもありますが、各モードでの発進のタイミングが違ったところですかね・・・
BモードはAモードに近いのですが、Cモードは明らかに、クラッチミートしてからの発進加速が違った為、モード切替のたびにそれなりの気を使うハメに・・・
「ウ~ン」
なので、Aモード一択で走ってました
しかし、新型ハヤブサの各モードの出来映えは発進時含め、ハヤブサが色々と楽しめる様になっています
天候や道路状況だけで無く、
スゴ過ぎない
マイルド過ぎない
マイルドなハヤブサ
それなりにスロットルワイドオープン出来るハヤブサ
ハンドルスイッチを押すだけで、どなたも満足出来ると思います
ドライブセレクトモードで、貴方も「ハヤブサ使い」に(笑)
ローrpmアシストの話をせずに、終わらすところでした(笑)
新型ハヤブサには、ローrpmアシストの機能があります
新型になってから今の今まで何も感じず、考えず発進を繰り返してきました
ハヤブサのローrpmアシストは「どう??」
って聞かれ
「エッ??」あっ、いや・・・
そう!
違和感ゼロだったので気にして、気になってませんでした(笑)
なので改めて、ローrpmアシスト、どれだけのものか
本当に装備されているのか(笑)
確認してみました
スロットルをひねり、クラッチミートしようとすると
「ン」付いてない、あれ???
スロットルをわずかにひねり、クラッチミートしようとすると、少し回転が高く、スロットルをひねらずクラッチミートしようとすると確かにエンジン回転が高く、タコメーターを良く見ると、クラッチミート前に、針一本分ぐらいアシストされてます
「オッ!付いてる・・付いてる・・ローrpmアシスト」・・・
当然です(笑)
ごく普通にクラッチミートすると、気づかないレベル
完全に邪魔をしない仕様ですね
新型ハヤブサはクラッチの繋がり良くなってるな
スムーズだなって・・・
毎回お世話になってたんですね
ありがとうございます
アシストされてました(笑)
新型ハヤブサには、まだまだ電子制御された、たくさん機能が装備されています
こんなに電子制御てんこ盛りなのに、あくまでもライダーが主役!!
乗らされて感なんてありません
ただただ、より安心・安全です
デザインだけではなく中身も
「The Refined Beast]
(凶暴さを制す知性)のコンセプト通りだと思います