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NEW ぶさっとツーリング・・・5走目

2022.02.27 03:30

NEW ぶさっとツーリング・・・5走目


新型GSX-S1000のドライブモードを色々試してみると聞いて・・・

そう言えば、ハヤブサにも装備されていたね


ドライブモードセレクター!!


新型ハヤブサでは、一度も使用していなかったので、今回、自分も色々試してみることにしました



いつものルートで君津スマートICから一般道&峠



A(アクティブ)モードから、B(ベーシック)モードに切り替えてみると…


スロットルの開度に対し、1対1にキレイに反応


スロットルの開閉速度や開閉量通りにエンジンの回転が上昇、下降

エンジンのピックアップは鋭すぎず、かつ遅れることなく、開けた分だけ、閉じた分だけ、スロットル操作に忠実に対応するエンジン


これはスゴイ!!


ある意味コワイ…技術が…(笑)


一般的には、スロットルに対してエンジンの応答は、レスポンスがシャープな為、開けた時の回転上昇のオツリ、戻した時の強すぎるエンブレ、レスポンスが穏やかな為、開けた時の回転上昇の遅れ、戻した時の弱いエンブレ・・・これが普通です!!

これを体験、理解した上でのスロットル操作をしているはずです、どなたも・・・



しかし、このBモードは違います

右手とエンジンが直結しているかの様です


実に素晴らしいのがスロットルパーシャル時(一定開度キープ時)からの開閉時と開閉直後の出力の増減が唐突でなく、遅れなく、波打つことなくの応答します


わかりやすく、扱いやすく、安心です


正比例のBモードです



しばらく堪能し、B(ベーシック)モードからC(コンフォート)モードに切り替え・・・ 

あまりの差に改めてビックリ!!


これは・・・これまたスゴイ!!!!


大排気量独特のトルク感がかなり抑えられていて、スロットルレスポンスもとても穏やか~~~



思いのほかワイドオープン気味になっても、あまり慌てずに済みそうです



約20年程前から、キャブレターからインジェクションになり、パワーもレスポンスも大きく向上


一方で、その鋭いスロットルレスポンスがアダになるケースも・・・



走行シーン、天候、疲労、気分等で

「スゴイし、楽しいけど、今はまったりレスポンスが欲しいなぁ~」

そんな時に、このCモード!


エンジンフィーリングがいい意味で、もう別のバイクです


「誰でも乗れるハヤブサ誕生!」的な!・・・スミマセン、言い過ぎたかも・・・です(笑)


でも、言い過ぎかもしれませんが、人や状況を選ば無い、ある意味最強のCモードです



そしてC(コンフォート)モードから、A(アクティブ)モードに・・・


あまりの差に改めてビックリ!


しばらく走り、今一度、Bモードへチェンジ


その後、再びAモードに・・・


スロットル開度に応じての溢れんばかりのトルク感

みなぎるパワー感


これぞ、ハヤブサ


どうだと言わんばかりのパフォーマンス



パーシャル時であっても、エンジンが回ろう、回ろうとするのを感じ、スゴサが伝わってきますね


264Kgある車体とは思えないシャープな動き


2代目ハヤブサのAモードより、レスポンスよく、よりパワー、トルク感がありながらも、扱いやすさ、安心を感じる、新型ハヤブサ・・・いいですね!!!



2代目ハヤブサに乗っていた時も、ドライブモードセレクターは使用したことがあります


この頃のドライブモードは、Aモードを基本とすると、Bモードは全体的にパワーを抑えスロットルのツキをマイルドにし、Cモードは、それを更にマイルドに・・・


今のドライブモードとは、大分印象が違います 


Aモードが普通というか優秀で問題もなかったのもありますが、各モードでの発進のタイミングが違ったところですかね・・・


BモードはAモードに近いのですが、Cモードは明らかに、クラッチミートしてからの発進加速が違った為、モード切替のたびにそれなりの気を使うハメに・・・



「ウ~ン」


なので、Aモード一択で走ってました

しかし、新型ハヤブサの各モードの出来映えは発進時含め、ハヤブサが色々と楽しめる様になっています

天候や道路状況だけで無く、

スゴ過ぎない

マイルド過ぎない

マイルドなハヤブサ

それなりにスロットルワイドオープン出来るハヤブサ

ハンドルスイッチを押すだけで、どなたも満足出来ると思います

ドライブセレクトモードで、貴方も「ハヤブサ使い」に(笑)

ローrpmアシストの話をせずに、終わらすところでした(笑)


新型ハヤブサには、ローrpmアシストの機能があります

新型になってから今の今まで何も感じず、考えず発進を繰り返してきました

ハヤブサのローrpmアシストは「どう??」

って聞かれ

「エッ??」あっ、いや・・・


そう!

違和感ゼロだったので気にして、気になってませんでした(笑)

なので改めて、ローrpmアシスト、どれだけのものか

本当に装備されているのか(笑)

確認してみました


スロットルをひねり、クラッチミートしようとすると

「ン」付いてない、あれ???

スロットルをわずかにひねり、クラッチミートしようとすると、少し回転が高く、スロットルをひねらずクラッチミートしようとすると確かにエンジン回転が高く、タコメーターを良く見ると、クラッチミート前に、針一本分ぐらいアシストされてます


「オッ!付いてる・・付いてる・・ローrpmアシスト」・・・

当然です(笑)


ごく普通にクラッチミートすると、気づかないレベル

完全に邪魔をしない仕様ですね


新型ハヤブサはクラッチの繋がり良くなってるな

スムーズだなって・・・


毎回お世話になってたんですね

ありがとうございます

アシストされてました(笑)


新型ハヤブサには、まだまだ電子制御された、たくさん機能が装備されています

こんなに電子制御てんこ盛りなのに、あくまでもライダーが主役!!


乗らされて感なんてありません


ただただ、より安心・安全です


デザインだけではなく中身も

「The Refined Beast]

(凶暴さを制す知性)のコンセプト通りだと思います