diaryアーカイブ①
2006/3/29(Wed):クラシック愛好家
クラシック音楽が、日本人の生活の中で日常的に自然に溶け込んで人々に愛好されたらいいな、とずっと思っています。
クラシック音楽は敷居が高いとか、特権階級な感じだとか、そんな風にいわれる事が多いですが、
最近ではTVのCMを見ていると一日に何度となくクラシックが使われていますし、(意味不明な場合が結構ありますが)先日のスケートの荒川選手の演技で使われたトゥーランドットの中のアリアは、今、爆発的に売れているようです。
そういうことがクラシックへの興味のきっかけになってくれれば、それはそれで嬉しいことです。
けれども一方、クラシック愛好家の中には
特権意識があるから意味がある、
誰でもが土足で入り込まれても・・。という方もいます。
自分の大切な宝物、大切な世界なのでしょう。
複雑です・・
たまたま、私の尊敬すべき友人であるピアニストのHPに
こんな内容の記述を見つけました。
クラシックへの入門はそれでもいい。
しかし分かりやすいことが全てではない。さらに理解するには知 性や教養が必要ですし、それだけ奥深いものがあるのだ、と。
私たちは、自分の道を極めていくことと、啓蒙することと・・、
なかなか難しい・・。
Posted 22:03
2006/3/27(Mon):コンクールに寄せて
コンクールの審査はいろいろなところでやらせてもらっています。昨日も審査に行ってまいりました。
子供たちの数が減ってきている現状の中、真摯にピアノに取り組んでいる若い芽の姿を目の当たりにすると、心からエールを送りたくなります。
どうか今日のステージが‘あなた’の人生の中の意義あるページになりますように!!
Posted 19:55
2006/3/24(Fri):モーツァルトピアノ協奏曲
昨年のウィーンで演奏したモーツァルトピアノ協奏曲第20番ニ短調に引き続き、今年もモーツァルトピアノ協奏曲に取り組んでいます。
今回は『第23番イ長調KV488』
第20番ニ短調は最高に好き。とってもよく出来た曲ですし、演奏していて
とても気分良く曲に乗せられてしまいます。
第23番イ長調もこれまた人気の高い曲で、とくに第2楽章のシチリアーノが素敵。
私の大好きなモーツァルトのロンドイ短調にも共通します。
涙がこぼれそう・・。
どうしてこんな旋律がすっきりと書けるのだろう。
演奏するということも素晴らしいことですが、
素敵な曲を作曲できたら!などと憧れます。
Posted 13:26
2006/3/23(Thu):ホームページ作成記念日♪
音楽のことを中心に、書き綴っていきたいと思います。
年齢を重ねると共に音楽の存在が、私の中で明確になっていきます。
何か形に残しておきたい・・と、演奏や教育活動とともに、そんな考えが強くなっていきます。
もっともっと!・・と、いつも夢を追って
もっともっと、みんなと素敵な音楽を分かち合えたら、と願っています。
Posted 21:00
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