diaryアーカイブ③
2006/12/2(Sat):鎌倉の画廊で
昨日は、芸大時代からの素敵な友人、油絵画家東原均さんの個展へ。感動的でした。
鎌倉の小町通から入った、静かな環境の中の画廊。
今回は白色をテーマにしているそうです。
絵に向かっているときのお話を聞いていると、音楽することと同じ要素があるんだなと感じます。
温かい感動とパワーをもらえました。また楽しみにしています。
Posted 21:10
2006/11/22(Wed):ホロヴィッツのスタインウェイ
「ピアノ・ロワイヤル」馬車道ピアノサロンにて、ホロヴィッツ愛用のスタインウェイで演奏。
生涯をスタンイウェイだけで演奏活動をした巨匠ホロヴィッツのこのニューヨーク・スタンイウェイDモデルは、トスカニーニの令嬢ワンダとの結婚記念のピアノだそうです。
その姿を目にしただけで、もう胸がドキドキ!
鍵盤の蓋はホロヴィッツの指紋と汗でしょうか??
特徴的に調律された音の調整、響き方、
バスと高音部の響きのバランス、タッチ感。など
とても興味深く、夢中で、時間が経つのを忘れます
幼い頃から、ホロヴィッツのレコードを聴いて育ち、永遠の憧れのピアニスト、ホロヴィッツ。
素敵な一日でした!!
Posted 14:00
2006/11/21(Tue):収録
軽井沢「大賀ホール」にて、モーツァルトのピアノ協奏曲23番イ長調の収録終了!
オケは東京フィルハーモニー交響楽団。
初めての録音作業は想像以上にハードでした。
短時間のリハと本番撮り。
脳全開!かなりの集中力を要します。
演奏は終えたものの、どんな出来上がりになっているかは
これからの工程でチェック。
段階を踏みながら作品を共同作業で創り上げるという、ライブとまた違う奥深さを感じます。
気の香りいっぱいの「大賀ホール」もとても素敵。
ピアノはミケランジェリが34年前に日本公演のときに持ってきたというもので、ミケランジェリのサインの入ったハンブルグスタインウェイ。すごく美しい響きのあるピアノでした。
秋深まった軽井沢で紅葉と澄み切った美味しい空気を満喫!
Posted 13:34
2006/11/13(Mon):軽井沢へ
明日から軽井沢へ。
ここのところ、急に冷え込んできました。軽井沢はぐっと寒そう・・。
大賀ホールでの録音、とても楽しみです。モーツァルトにはほとほと鍛えられています。音創りに終始していますが、納得いく音、歌い、バランス・・難しいです。
日によっても、体のコンディションによっても、微妙に変化があってとてもデリケート。本番に乗っていけると良いのだけど。
Posted 16:07
2006/9/30(Sat):夏の終わりに
秋も深まり、吹き抜ける風が心地良くなりました。
金色に輝く木の葉が眩しい。
いよいよ芸術の秋ですね。
Posted 00:36
2006/7/22(Sat):一息!
ここのところ、息のつく暇なく、仕事詰めでした。
日記帳も随分ご無沙汰してしまいましたが、ちょっと息を吹き返して
新たな気持ちで臨んでいます!
初めて新幹線グリーン車に乗りました!
といっても、満席で希望の電車がとれず、成り行き上のことですが・・。珍しくもなんともないと思いますが、私にとっては新幹線はとっても魅力的。ついつい嬉しくなります。
九州出身の私は幼いころから飛行機はお手の物でしたが、(そういえば寝台車もよく乗りました)グリーン車のあのリッチな空間を経験してこれなら博多まで行けちゃうと納得しました。
今回、仕事を通じて触れることのできた素敵な小さなピアニストたち。
それぞれ皆、個性があって、ピアノ大好きで、
真剣で純粋な瞳がとてもインパクトあり、
自分自身の昔のことがよみがえってきます。
私たちは音楽を通じてですが、子供の力ってすごいなって思います。どんな世界でも共通することでしょうね。
そこで思い出しました。最近見た映画で感動したもの。
「皇帝ペンギン」。
Posted 01:50
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