diaryアーカイブ④
2008/10/24(Fri):悲しいお別れ・・西沢幸彦先生
国内外でご活躍のフルーティストでフェリス女学院大学教授の、西沢幸彦先生 が20日午前5時41分に永眠されました。
厳しい病魔の宣告を受けて以来、1年以上の間、公私ともども家族同様にお付き合いさせていただきました。
闘病生活をされる西沢先生のお姿と先生を支えるご家族の皆様に、多くのことを教えられました。
最後の最後まで、いつでも理性的でしかも周囲に気遣いのある先生のお言葉・・どんなにかお辛いかと思いますのに、素敵なユーモアも忘れずに
音楽家として、教育者として、
そして、人間として、家族の長として、西沢先生からいただいた貴重なお言葉。そのお姿を決して忘れることはできません。
人生をあまりに早く駆け抜けられましたが、それはそれは濃密な61年間だったのですね。
音楽を愛し、自然を愛し、食を愛し、煙草を愛し、
この上なくご家族を愛し大切にされていた西沢先生。
心よりご冥福をお祈りいたします。
天国でフルートを思いっきり演奏してください。
そして・・ポケットには煙草・ですね。
たくさんの感謝の気持ちを篭めて ・・・ 合掌
★写真上 2008.6.21 景翠会ふるさとコンサート。これが最後のコンサートになりました。共演できて幸せでした。
★写真中 2007.8.23 素晴らしい西沢先生ご夫妻
★写真下 同日 西沢先生と筆者
Posted 11:29
2008/6/11(Wed):1878年製steinway
5月21日 馬車道ピアノサロンでの企画コンサート
~1878年製造スタインウェイA型展示会~を終えて。
同日2回のコンサートとも立ち見の方もいらっしゃる熱気の中、年代の重さを感じさせる落ち着いた気品のある音色を持ち合わせた1878年製のA型ニューヨークスタインウェイと、さらに機能の進化で、機敏で表現力溢れる現代のA型ハンブルグスタインウェイを使用してのスタイルで演奏会をすすめました。
皆様の、楽器への関心の高さ、熱心さを大いに感じ入りました。
<1878年製スタインウェイ使用>
ベートーヴェン:「月光」ソナタ
シューマン:トロイメライ
<現代 A型スタインウェイ使用>
ドビュッシー:夢
ドビュッシー:版画より
ショパン:即興曲第2番 (アンコール曲)
演奏の後には、皆様と共にスタインウェイ・ジャパン社の鈴木会長を囲んでの楽器のお話を拝聴、懇談会を交えた、興味深く素敵な会となりました。
ありがとうございました!
Posted 11:31
2007/9/24(Mon):ボランティアコンサート
今日は、毎年恒例となった、老人介護施設でのコンサート。
毎年、大勢の方がいらしてくれますが、今年も入室者をはじめデイケアの方々、スタッフの方々、沢山の方が集まってくれました。
かなりご高齢な方がたくさんいらっしゃいます。必ずしもクラシック音楽に興味が無かった方でも、
熱い眼差しと熱心に聴いてくださる姿にこちらが感動します。
”音楽”という流れ行く時間の芸術を共有できる喜び・・!
素晴らしいです。
Posted 23:44
2007/7/4(Wed):馬車道ピアノサロン
7月1日、横浜馬車道にある 『馬車道ピアノサロン』にて、4月から3ヶ月のシリーズ企画のフィナーレとして、サロンにあるスタインウェイBでミニコンサート。
梅雨のこの時期に、幸い薄日に恵まれた午後2時より演奏。後半にはワインとおつまみ付きで、サロンコンサートならではの、和やかでハッピーで素敵な時間を過ごしました。
お客様との団らんの時間もあり、とても盛り上がりました!
ありがとうございました!
Posted 14:38
2007/6/6(Wed):リサイタル終えて
6月3日 横浜みなとみらいホールでのリサイタルは、ほとんど満席の盛会でした。
この日に向けて、スタッフをはじめ、多方面にわたり、たくさんの方たちのご支援をいただき心より御礼を申し上げます。
また、長年ずっと私の演奏を見守って後押ししてきてくださった方々、今回貴重な時間を頂戴していらしてくださった方々・・、
まさに、皆様のご協力と温かいお気持ちが一体になって演奏会が出来上がるのだと痛感しています。
感謝の気持ちでいっぱいです!
演奏についてもたくさんの感想や激励など高評をいただきました。
ありがとうございました!
尚、前売りチケットが完売していたために当日券にお並びいただいたお客様には、大変申し訳ありませんでした。次の機会にもぜひ聴いていただければ幸いです。
Posted 12:34
2007/1/24(Wed):リサイタルに向けて
気がつくと、もう1月も半ばを過ぎました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
昨年はモーツァルトイヤーでモーツァルトの企画が盛り沢山の一年でした。今年はシューベルト生誕210周年、ブラームス没後110周年、ラヴェル没後70周年だそうです。
6月に予定していますリサイタルではプログラムに残念ながらいずれの作曲家も含まれていなのですが、今回演奏するモーツァルトは、ハイドン、ベートーヴェンとともにウィーン古典派作曲家であり、ウィーン子と言われるシューベルトへと継承されていきます。シューマンはブラームスと密接な関係であったし、ドビュッシーは、ラヴェルと同時代のフランス印象派を代表する作曲家・・。などと自分勝手に思いを馳せています。
ところで、今回取り組んでいるドビュッシーの 『版画』 は 「塔」 「グラナダの夕べ」 「雨の庭」 の3曲から成りますが、ある日、ひょっと思いついて、それぞれの曲にイメージした絵を描いてみました。(下手な絵でとても紹介できるものではありませんが)我ながらなかなか面白い試みでした♪
新しい発見ができる演奏会になりますよう。
★月刊誌「ショパン」5月号に、インタビュー記事掲載されます。
Posted 12:52
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