味わいパート3
2022.02.18 03:37
鹿児島市の天文館 高見馬場バス停付近あります日本ワインを楽しむワインバー、 ヴィエイユヴィーニュ72の竹之内です。
さて、まんえん防止等重点措置の期間が延長になり6日まで要請に応じ引き続き休業させていただきます。今回も長い休業期間となっておりますが、3月7日の営業再開へ向け少しづつ準備をすすめてまいりたいと思います。
味わいの後半のパートになりますが、苦味、渋み、塩味、そして余韻などを感じとっていきましよう。
苦味はぶどうの果皮や発酵や熟成容器、ミネラルからくるフェノリックな印象です。
渋みは一般的には赤ワインの印象が強いのですが、ブドウの果皮に由来するものと熟成の容器によるもの、最近のオレンジワインのように果皮接触のながいタイプの白ワインにはしっかりと感じ取ることができます。また、熟成がすすみ磨かれた赤ワインなどはタンニンを優しく感じますが、実際は溶け込みシルクのようななめらかな感じとなります。
塩味はワインに含まれるミネラルにより感じることができますがしょっぱいというよりはほのかなほろ苦さといったところです。
ワインのミネラル・塩味の由来には諸説ありますがテクスチャーとしては感じることができワインの味わいとしてもですが、料理とのペアリングすることでさらに重要性が増してきます。
余韻は口中に残るワインの風味(口中から鼻に抜ける香り)の長さで、個人的な平均的は5~7秒だと考えていてそれ以上続くとさらに素晴らしいワインだと思います。
ワインの味わい方を深めていきたい方への個人的なテイスティングメソッドにはなりますので参考されてください。
さらにワインを楽しく味わうために♪