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Medicine ★Wheel

ゴミ屋敷と動物霊のハナシ

2022.02.18 16:00

ヤフーの映像トピックスにて、ゴミ屋敷関連のニュースをたまたま見かけたりしたことから、この話題にしてみました。

さほど多くはないですけど、何軒かそういう家を見たことはあります。

近所(ハイソな文京区)にもありますし。

片付けられない(片付け下手)というのとは、確かにレベルが違いすぎるので、同じには語れませんが。うちの母も片付けられない女でしたね。

掃除はするし、生活ゴミは捨てているのですが、整理整頓が出来ない人で、引き出しの中とかは分類されずに何もかもが一緒くたになって、ぐちゃぐちゃ。モノがあふれてて、必要なものも必要でないものも、使うものも使わないものも何がなんだか解らない状態。

片付けられない人の特徴としては、ゴミを捨てられないってことがあるかと思うのですが。もったいない、もったいない、まだ使えるのに…とか、またいつか使えるのかも知れないし…とか、誰々から頂いたものだから捨てられないと言って、そのまま溜め込むんですよね、収納のキャパを無視して。そして、紙袋に入れて、そのままに置いておく人が多かったりするのは何故なのでしょう。そこも謎です。

まあ、私も決して得意ではないです<掃除&片付け 仕事では社内美化係と命名されるほどには整理整頓をするのですが、プライベートではさっぱり。

ただし、私の場合は見切りが早いので、バサバサなんでもかんでも捨ててしまう。そこが違いといえば、そうでしょうか。


あと、思うに、捨てられない人はモノへの執着や愛着もあるのでしょうが、

実際のところ、「人」や「モノ」自体はちっとも大切にしていない人が多いですよね。そもそも放置していること自体が、それを活かしていないし、モノに込められた想いを理解しようとしていませんもの。

(てか、自分が周囲から尊重されること、大切にされることを強く欲しすぎて、尊重してもらえないことに対して、過剰に不平不満を抱え込んでいたりもしますよね<汚部屋化する方たち)

自分が住まわせてもらってる、「家」を汚してしまうこともそう。

家も手入れしないと、ダメになりますからね。ホント。

なんていうか、とても申し訳の無い酷い言い方をしてしまうのですが、家や室内をゴミ屋敷化させてしまう人って、自分の感情には敏感だけれども、他人の想いには鈍感で無神経で、平気で人の好意を踏みにじるトコあるし、恩に報いることもせず、感謝もない人が多いといえばそう。女性の場合はエネミーで被害者意識強いし、男性の場合は肥大した自我(過大なる自己評価)が特徴と言えばそう。そういう人が多い気がします<経験上

捨てないわりには、人からもらった「モノ」をぞんざいに扱うって言いますかね。ゴミにしてしまうこと自体が、「モノ」も「人」も大事にしないってことに表れてるんじゃないかと…(心身の病気で掃除や片付けが出来ない人のことは別にして)

あくまで私の感想、見方ですが。

さて、ゴミ屋敷と汚部屋の話。

最近は思うところあって、そういうことはしないのですが、

汚部屋と化した家のお掃除に、何度か出向いたことがあります。

もとより、そんな物理的な掃除を目的として訪問したわけではないのですけど、流れ的に(いやさ必然的?)にせざるを得なくなってしまったケース。ただホントの汚部屋は二箇所だけで、あとの三箇所はプチってとこ。そのうち一箇所は、関係性や滞在時間もあって、でしゃばることは出来ませんでしたが。

体調不良で、家から出られなくなってしまった、その方の家にお邪魔したのは数年前。その前に何度かうちにはいらして頂いていたし、行きたいけど体が・・・という、やり取りの後、「では、私のほうから参りましょう」ということで、都下で地の利もある土地、そのお家にお邪魔したのでした。

最初にそのような話を聞いていたのなら、覚悟もあったのですが、ドアを開けて、「こりゃ、なんじゃい!」と。

動物を飼ってらっしゃるにしても、いくらなんでも…な強烈な臭いと共に、 積もりに積もった埃とか、捨てられていないゴミだらけで。体調が悪くて片付けられない、掃除できない…といったレベルを超えていたと思います。

とはいうものの、彼女の場合、ひどいDVを長年受けていて、心肺停止状態に陥ったり、心神喪失状態に陥ったりして、ようやっとの脱出生活だったから、それはそれで仕方がなかったのだと思います(でも、お子さんは出入りしていたんですけどね<中学生と高校生)。

でも、不衛生な環境で、精神的健康の均衡が取り戻せるかといったら、それは違う。あまりにも潔癖でキレイすぎる、生活感のない空間も、それはそれで息苦しいものだけれど、心が病んだり、回復期にある人だからこそ、清潔で、日当たりの良い、整った環境が必要なのだと思うし。とはいうものの、本人が出来ないわけだから、周囲の人が助けにならないと、とも。

単純に出張ヒーリングで伺った私ですが、なんかムクムクと、掃除したくなり・・・その日は動ける、体が動くという彼女を巻き込んで、半ば強引に大掃除と家具の移動やら片付けを始めちゃったのでした。気がつけば、午後一でお邪魔して、夜の22時頃まで。

新年早々でしたが、出るわ出るわ、ゴミ袋。

捨てるのがさぞや大変だったんだろなー

その部屋は東南の角部屋で、一階ではあるものの、小さい庭もあって日当たりはまずまず良好。なのに水周りの位置がヘンなところにあって、陰の氣が部屋の中心に集まるつくりになっちゃってたのね。あたらもったいない。

そして、極めつけが、飼っているペットたち・・・ではない動物さん。

この場合、実体のない、ですが。

なんでそんなもんが彼女ンちに居たのかっていうと、彼女が動物好きであるから・・・というのではなくて、パートナーの家系に関する因縁が関わってて、それこそが、DVを受け続けた原因にでもありましたが。

別件のケースでは、その場所に行かなくては、と想い、

強引にお邪魔すると、やはり部屋がすごいことになってました。

その方は神棚を祭られていたんですが、神棚自体が、もうそういう「悪いもの」を祭ってしまっている場所(巣)に摩り替わってたのです。

確かに、家の中が掃除されたり、整頓されてない状態では、神様(良い氣)なんか、居られるわけないです。早々に逃げ出しちゃうというか、ケガレてグレられてしまいます。

その人の場合、「これをすれば良くなる」とか、「ここに行けばいいことがある」「これを持てば」とか、過去記事にも書いた、モノに頼る気持ち(タイトル忘れた)が…そのような依頼心の強さが、俗物的な崇拝を好む動物霊とかをいっぱい引寄せてしまっていたのですね。

モノに頼る気持ちは、めちゃイヤらしい、汚いエネルギーですんで。

確かに一部のケースだけを取り上げて、すべてがそうだと決め付けるのは、良くないんですが、過去に私が関わった、家がゴミ屋敷・汚部屋化している人のケースでは、動物霊が「巣」を作っているケースがほとんどで。

とくに、せっかく日当たりよく、窓もたくさんあるのに、窓を隠すほどにダンボールを積み上げて、穴倉化させている人の家はすごかった。

そりゃ、家族も亡くなるよ・・・と。(このケースでは、当の本人が助けを求めてなかったので、何も出来なかったです。いずれにしても、それが判ったとして、私ごときが何か助けになれたとも思いませんが)

まあ、確かに動物霊と呼ばれるモノたち・・・は、不潔で暗い、ジメジメとした環境が大好きです。彼らがなんで汚部屋にするのか、って、それは、動物の「巣穴」「巣作り」を考えれば、納得できるかと。

でも、動物霊って呼ばれるものたちは、実際、動物としてこの世に実体のあったものでは無かったりするのです。

動物として実体のあった存在たちが、霊と呼ばれるようなカタチを持って、人の傍にいたりすることはあるし、自分を殺した人に憑いたりすることもありますけれど、それは稀なことです。

ペットとして愛情深く飼われてた子は、成仏というのが非常に早いですし(人間よりも)、エレメンタルとして居残ることになっても、ただ護るようにしているだけです。そして動物のエレメンタルの波動はとても微弱ですから、人間では気づける人はほとんどいません。

不条理な死・・・残虐に人間に殺された動物たちは、集合体となって、土地や殺戮を行ったものに仇なすこともあるけれど、関係のない人にはさほどの影響は与えないです(滅多には)。

ただ、とても大きなお肉屋さん(屠殺から販売まで)をされている方の家にお邪魔した時には、ビックリ仰天で、手短にお暇することになりましたが… この話はまた別な機会に。

じゃあ、動物霊って何よ、っていうと、動物の形を与えられた・・・形骸化され意志のある想念体といったとこ。ほとんどが、「人間」が創ったものです。

形骸化され意志のある想念体って、色々ありますが、この場合の動物霊とは、農耕民族だった私たち日本人が、神の使いとして、具象化したイメージとしての動物のカタチ、なんですね。呪術として作られた、動物の形骸を持ったもの、も含めて。(イズナとか憑き物筋とか)※この辺り別記事「使い魔の作り方」に取り上げていますので参照まで

悪い目的で作られたものはともかく(それもタチが悪いんだけど)、神さまの使いとして作られたものは、人の信仰心集めてたもんだから、それなりに力もってて、侮れません。

でも、最初から利己的な欲心を軸に作られた、悪いモノよりは、まだ改心の余地があります。さほど不良化、が進んでなければ。

彼らは廃仏毀釈や神仏分離とか、都市化あるいは過疎化で田畑や山が無くなり、社や祠を守ったり、拝む人がいなくなったり、使役する主(飼い主)がいなくなったり、色んな理由で、廃れたり、祭られなくなった結果、早い話がグレて不良化しちゃったりしたのがほとんどです。

彼らの多くは、もともと人が現世利益的なことをお願いするために創られたものがほとんどで、(古いものは雨とか五穀豊穣とか息災除けが中心)

そういうことで崇められていたものだから、人のそういう「欲望」の臭いに敏感で、なおかつ、自分を敬い、崇め祭られたいという気持ちが強い。

なので、そういう欲心を上手く突いてくる。「これをこうすれば・・・」的な取引もよく持ちかけてきますし。

だから、「これをすれば運気がよくなる」みたいな気持ちを持ってる人が大好きだったり。(そういう人は需要と供給がマッチングするので、彼らをすぐ引き寄せる)

さて、そんな動物霊が巣を作っちゃってます…という方の家のケースでは、掃除をしている最中、やたらと小銭があちこちから出てくるパターンが見受けられます。

これって、住んでいる人は無意識なんでしょうけど、彼らが求める「お賽銭」なんですよね。彼らは、チャリーン♪というお賽銭の音が大好き。だって、かつてはそうやってお賽銭頂いてたのですから。

人間がお賽銭入れて、自分に頭下げてくれてた時代のことが、たぶん忘れられないんでしょう。正しくは、人は彼らにあげてたわけではなく、神様にお賽銭を奉納金(浄財)として捧げていたわけなんですが…。

腐った食べ物でさえ、彼らにとっては供物。

(動物にとって、巣や穴に食べ物隠すのは当然)

動物霊・・・と称されるモノたちが増えてしまったのは、やはり人々の信仰心が廃れてしまったり、日本人の精神性の堕落も大いに関わっていること。

昔からこういうのは確かに居たわけだけど、その影響を受ける人がとみに増えているのは、人の心がそれだけ弱くなって、心身の健康を維持するのが難しい環境になっているからかもです。医学も薬学もこれだけ進歩して、延命技術も進んでいるのに。昔に比べると、街ははるかに衛生的で、食べ物だって十分にあるというのに・・・

非科学的な氣の概念から言うと、確かに都市部には、「氣」が足りてないし、人が狭い中に密集しすぎてて、精神の安定を図るのに必要な、プライベートスペースが確保されていないし、過度なストレスは無視できないのですが…昔の人に比べるとガマンできない人、精神的に打たれ弱い人が増え続けているのは事実のようです。

さてさて、ゴミ屋敷にしても汚部屋や片付けられない症候群にしても、精神的な、心の病として、そうなってしまっているケースが圧倒的なのでしょうけれども、中にはやはり、動物霊たちに好かれてしまって…という人も少なくないのです。

ニートとか、引き籠りの人もそうですね。ネット中毒で他人に毒吐いてる人たちも、いっぱいくっ付けて、目には見えないペットを飼っていて、彼らの巣穴化した家で同居している人は増加中。

やはり人には日光が必要だし、日当たりの良い清潔な環境に住むことはとても大切です。心身の健康のためには必要不可欠です<正常な空間と整理整頓

朝早く起きて、お天道さまと一緒の生活をして、

体を動かしていると、波動も上がって、氣も充実します。

けど、そいつは解っているけれど・・・

かく言う私も、昨今は夜型で、ネット中毒といえばそうなのでした(苦笑)



note「The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から」

【Archive~過去ログ(2021年以前のblog)】より転載