グローバルレポート|価格上昇の後でもルイヴィトンに並ぶ中国人買い物客。
2022.02.18 23:50
Jing Daily 2022年2月17日
2月16 日、LVMHグループのスターブランドであるルイヴィトンは同社の革製品、香水、アクセサリー価格の再度値上げに踏み切った。理由は「生産コスト、原材料、物流経費、インフレの変化」が要因。
- 中国メディアによるとCapucines, Neverfull 両ハンドバックモデルはそれぞれRMB52000(+11.8%),RMB14400(+20%)となった。一方、ミニポシェット雑貨はRMB3500からRMB5400へと54%高騰。ネットでは価格改定の前に在庫を買おうとする買い物客が列をなす光景が映し出されている。
- ラグジュアリー製品の価格上昇はインフレ、サプライチェーンの混乱などにより利益率を確保するためパンデミックが起こって以来顕著となっていた。ルイヴィトンの動きは2021年10月の値上げからすぐに起きた。ライバルであるシャネルが昨年コストを積極的に3倍に上げた事実に続く。実際シャネルのClassic Flapバックは2019年以来60%アップのUSD3000に。同様にディオール、エルメス、ロレックスも新年に価格を変更している。
- この賭けは成功。価格変更の知らせにより中国のルイヴィトンの店の前には行列が。商品の入手が難しくなると、フランスのブランドの独自性が評価され、投資対象となる。この顧客の強い需要によりLVMHの2021年収入は革製品、ファッション部門の好調のおかげで価格上昇にもかかわらず44%増のUSD715億に。
- LVMHのアルノー会長は最近のティファニーとパテックフィリップのUSD50,000以上のコラボを引き合いに出し「もし商品が非常に望ましいものであれば、高い価格となる」と述べた。ルイヴィトンがその品質、人気を維持し、そのモノグラム商品が将来的に成長し、価格戦略をもって逃げ切れれば、他のラグジュアリー商品も追随するだろう。