小4 算数チャレンジテスト
毎週小学4年生向けにスタートしたテストです。
その週に行った計算のタイプの問題から3問。
そして、文章題のチャレンジ問題を3問。
特にこの時期ですと、多いとか少ないとか、
そういう感覚をしっかりと磨いていきたいと思っており、
計算自体は低学年ながら、この時期の子どもたちに
磨いてもらいたい感覚をセットにした問題を
作成しております。
今日行ったのはこんな問題です。
今回の2(1)の問題の設定には結構思い入れがありました。
実は、今通っている4年生の子が低学年の時にどうしても
その問題の意味が理解できず、何度も何度も何度も
チャレンジしてきた問題のタイプだったんです。
今日は久しぶりにこのタイプの問題を見せて
どうなるかな・・・?と見ていました。
ところが、思ったより・・・というか、
あっさりと解いてしまっており、
「これくらいもうできますよ。」と
言われてしましました^^;笑
はは、成長しましたね・・。笑
今回面白い!と言われたのは、ラストの、
答えが一つではない問題でした。
全て答えよ、なんて形式は滅多にないですから、
一生懸命考えていましたが、どうしても
答えが1パターンしか出てきません。
それもそのはず、ちがいという言葉から
連想するのはいつも引き算であり、
多い方のちがいに目を向ける必要があったからです。
「”ちがい”、というのはだね・・・」
とゆっくり説明をしようとした瞬間
「あーーーー!!!!!!」
と閃いてしまったようで、
「待ってください!!ちょっと!!
ときたいです!!!」
(お〜グイグイ来るようになったね〜
いい感じだ。)
とまあこんな感じのテストを毎週10分ずつやることに
なりまして、小4コースの子たちも楽しく学習を
行っております。
この子たちには、テストという言葉を
使わずに行っています。
その代わり、”計算は必ず毎回全問正解すること”
”楽しんで文章題を全力で考えること”を約束し、
まあ事実上はテストのようなものですが。笑
12月からは、数直線の基礎的な使い方を
学習しながら、小数や分数の原理、単位量の
考え方の基礎、図形の基礎などを学習していきます。
学校の内容からはやや外れていますが、
学校の内容を完璧に理解していくための、そして
これから中学受験の学習を行っていくための
最も根本的な基礎的な感覚を養っていくために、
この子たちがちゃんと分かりながら学習できるための、
準備を行う大切な時期を過ごしてゆきます。
4年生も、個人的に熱くなってきました。