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南フランス、 ホームティーチャーズレッスン〜私とフランス〜

2017.11.15 23:43


Jour 4


'ホームティーチャーズレッスン' とは、先生のお宅に滞在してフランス語レッスンを受けるタイプの留学方法です。 希望の地域を選んで申し込みました。


1週間の滞在の間、月曜日から金曜日まで、1日2時間、マダムのフランス語レッスンを受けます。


朝食はフランス式に、バゲットにジャムやバター、コーヒーを。


お昼はマダムお手製のサンドイッチにりんご丸ごと一個を外出時に持たせてくれたり、お客さんとご一緒して、フルーツやワインを楽しんだり。


夕食は毎晩、ご夫婦の作る家庭料理をいただきます。



きちんと前菜から順番に出され、フォークとナイフで食べる。だんだん慣れてきます。


ご夫婦は私のつたないフランス語にもしっかり耳を傾けてくれました。


滞在中、何度もフランス語が通じなくてあきらめたり、投げ出しそうになる度に、「大丈夫、フランス語は難しくない。少し時間が必要なだけ。日本に帰っても、フランス語を続けてね。ここからが始まりよ。」とマダムに励まされました。


ニュース番組で取り上げられた、当時ヨーロッパで話題の、ユーロに加盟する国、しない国についてや、年金について、ご自身のことなど、母親と同い年のマダムとは、たくさんお話ししました。



マダムと話していて、とても印象に残っているのは、「私は、フランス語を外国人に教えるこの仕事が大好き!」

「All time, keep your job in your life」とおっしゃっていたこと。


旦那さんのお伺いを立てて、買いたいものを買ってもらうのは何か違う、と思ったマダムは、働き始めてから、心の平静が保たれたといいます。


一日中家にいて子供の世話をするよりも、仕事を持ちながらする方が、自分にとってはいい状態でいられて、子供にもいい影響を与えることになったそうです。


仕事することに同意してくれる結婚相手を選んで、なんてアドバイスも◡̈


色々あったけど、乗り越えられたのは、映画や音楽、アート、演劇などが心の助けになったと。


私にとっての心の支え、つらいときに見える一筋の光は、フランスだなぁとそのときハッキリしました。


今でも仕事で悩んだときは、イキイキとしたマダムの姿を思い出すと、勇気づけられます。


出会えて良かった。本当に感謝。




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