冬の長雨続く台北。極寒に震える……。
「暖かい南の島」であるはずの台湾だが、北部や高山部の冬は寒い。
特に台北や新北市、基隆市は冬の長雨がこれでもかというくらい続き、寒さに拍車をかける。
最低気温が5度から10度くらいにまで下がったり、最高気温も10度くらいまでしか上がらないこともある。
「え、でも日本みたいに雪は降らないし、氷点下にもならないでしょ、暖かいじゃん」
と思うかもしれないが、そんなことない。
だって、台湾は基本暖房がないから!
さっき、過去ブログを見ていたら、去年の1月のブログでも冬の寒さについて愚痴ってた。毎年思うことは同じだな。(笑)
しかも、今年は特に雨が多くて、そろそろ耐えられない。
中央気象局の統計を見ると、台北…1月で1ミリも雨降ってない日はたったの5日間。
2月は19日まででたった1日。ていうか、20日の本日も夜中から大雨なので、20日までで雨が降らなかった日は1日しかなかったということ。つまり、この2か月ほぼ毎日雨だっていう……!
2021年を振り返ると、1月は降雨量を記録しなかった日が16日、2月も20日までで10日も降雨量を記録しない日があった。2月全体では14日間。
逆に言うと、2021年の1月と2月は、雨が降ったのは月の半分だけ。
2022年は1月の雨の日は26日間、2月20日までの雨の日は19日間。
記録からも、今年の雨の多さがうかがい知れる。
どんだけ雨降んねん!
しかも昨日から寒流が来てて台北も最低気温10度、最高気温11度で極寒。
窓も締め切って部屋の温度はかろうじて18度くらいあるようだが、前にも書いたけどペラペラの合板のドアの隙間から隙間風が入ってきて、とても底冷えする。
もちろん当アパートに暖房はないので厚着で対応だ。
もこもこを着込んでお腹の前後にカイロを貼り、タイツ+腹巻付きの毛糸のパンツをズボンの中に仕込み、靴下は通常の靴下と発熱極厚靴下の二重重ね、腰にはバスタオルを巻いて、さらに膝にコートをかけてパソコンの前に座っているが、足が冷たくて耐えられない。
いろいろ試行錯誤した結果、ふくらはぎまでの長さがあるレジ袋を両足の靴下の上に重ねると、何とか耐えられる保温仕様にすることができた。
決して外には出られないし、大家さんにも見られたくない姿である。
というか、前に大家さん、「今度、暖房付きのエアコンにかえてあげるよ」とかおっしゃって、2年くらいたつけど、いまだに冷房オンリーなんですよ。でも変えてくださるおつもりはある(と思う)ので、いつかきっと……。私がここに住んでる間に暖房が付くといいなあ。(希望)
P.S.
天気予報によると、次の週末は晴れて20度くらいまで上がるらしい。
この気温の乱高下も、台湾の天気あるあるである。体調管理に注意!