バリスタ アレスタ経年劣化の影響
2017.11.16 03:32
10年以上のエレベーターに、バリスタ アレスタ経年劣化の影響がでる。
メガー測定にて、AC100V0.1MΩ AC200V0.2MΩ 法定上必要
よく、設備点検にて、エレベーターの絶縁測定の結果が悪いと言われる時
天候の問題が多くをしめるが、バリスタ アレスタの経年劣化もある
ひどくなると、主幹の漏電ブレーカーがトリップする。
オーチスの現場で多々あるのだが、基板交換には10万円以上を要する
とりあえず、安い部品から交換するのが弊社の考え方なので、
主幹の漏電ブレーカーを高調波サージ対応漏電遮断器に交換してみる。
結構これで、対応できます。1万円前後です
漏電ブレーカーがトリップするから、NFBに交換なんてしないように!
ちなみに、定期検査の漏電測定では、結果が100MΩ出てるのに、
設備点検では、1MΩ以下になるのは、なぜっかって聞こえそうですが
定期検査では、アースラインを外して測定するので当然の結果です。
意味わかるかな?分からない人は、勉強するか先輩に聞いてください