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年間ベストドラマTOP10

2021.11.30 15:00

小田慶子の「2021年 年間ベストドラマTOP10」

描かれる“エントリーシート世代”の生き方

1 俺の家の話 TBS系

2 大豆田とわ子と三人の元夫 カンテレ・フジテレビ系

3 今ここにある危機とぼくの好感度について NHK総合

4 青天を衝け NHK総合

5 おかえりモネ NHK総合

6 連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル WOWOW

7 生きるとか死ぬとか父親とか テレビ東京系

8 顔だけ先生 東海テレビ・フジテレビ系

9 WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代- WOWOW

10 ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 日本テレビ系


年末になり振り返ってみれば、2021年も怒涛すぎた。東京オリンピック2020もデルタ株の感染拡大も今年のことだって本当ですか? 昨年に引き続き、テレビドラマの制作現場でも感染対策は必須となり、それでもキャストやスタッフの感染によって撮影が中断することもあったが、それも「仕方ないこと」として受け留める冷静さができていたように思う。ライターとして取材もたくさんさせてもらった。そして、今年も連続ドラマの中から10本を選ばせてもらった。ドラマとしての完成度が高いだけでなく、新しいテーマや題材に挑戦している、または現代に問いを投げている作品を選んだ。6位以下は差がなく、5作品とも6位と思っていただければ。今年のドラマは人生の全シーンが就活のようになった“エントリーシート世代”(勝手に命名)の生き方を描いていた。芸人たちの青春の終わりを描いた『コントが始まる』(日本テレビ系)やこの朝ドラがそれに当たり、主人公たちは希望の職種にエントリーし真っ当に努力するものの、チート要素はなく、夢をマネタイズできない。

百音(清原果耶)は利他の精神に富んだ気象予報士というSDGsなヒロインで、東京でお天気キャスターとして有名になった後、宮城県の離島である故郷に帰り、地域に貢献する仕事をする。東日本大震災から10年経った今年、朝ドラとして初めて震災が人々の心に残した傷に向き合った作品であり、愛する妻を津波にさらわれた男(浅野忠信)という遺族のみならず、そのとき家族や教師として守るべき人を守れなかったという罪悪感を抱える広義の被災者をも描いていた。百音と医師の菅波(坂口健太郎)が自分たちの交際よりも、あくまで「今やるべきこと」を優先させる姿にもエントリーシート世代のリアリティがあった。物語は最後にコロナ禍の現在までたどりつき、現実に起きていることから目を逸らさないという脚本・安達奈緒子の強い意志を感じた。

成馬零一の「2021年 年間ベストドラマTOP10」

わかりにくさ”に心惹かれる1年

1 夢中さ、きみに。 MBS

2 おかえりモネ NHK総合

3 大豆田とわ子と三人の元夫 カンテレ・フジテレビ系

4 俺の家の話 TBS系

5 岸辺露伴は動かない NHK総合

6 生きるとか死ぬとか父親とか テレビ東京系

7 ハコヅメ~たたかう!交番女子~ 日本テレビ系

8 WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代- WOWOW

9 きれいのくに NHK総合

10 グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ WOWOW


他人とは共有することができない言語化が難しい感情、恋人や家族といった既存の概念では定義することが難しい人間関係や、今までにない個人の生き様を、ドラマならではの映像表現で描こうとした作品を中心に選んだ。

2位の『おかえりモネ』は、若い時に東日本大震災を体験した女性を主人公にした連続テレビ小説。安達奈緒子(脚本)の集大成といえる作品で、現代的なテーマがふんだんに盛り込まれた意欲作となっていた。震災という扱いが難しいテーマを扱っているが故に、きれいにまとまったとは言い難いが、むしろ、簡単には答えが出せない問題を「視聴者への問いかけ」として最後まで残したことこそが、本作最大の美点ではないかと思う。

藤原奈緒の「2021年 年間ベストドラマTOP10」

心の痛みに触れ、現代を暖かく照らす

1 おかえりモネ NHK総合

2 大豆田とわ子と三人の元夫 カンテレ・フジテレビ系

3 今ここにある危機とぼくの好感度について NHK総合

4 俺の家の話 TBS系

5 おちょやん NHK総合

6 コントが始まる 日本テレビ系

7 青天を衝け NHK総合

8 夢中さ、きみに。 MBS

9 お耳に合いましたら。 テレビ東京系

10 古見さんは、コミュ症です。 NHK総合


金子茂樹『コントが始まる』は、構成が見事であり、俳優たち、特に古川琴音の魅力が光った。

安達奈緒子『おかえりモネ』は今を生きる私たちが、どう生きるべきかの指針となり得る作品であり、何より想像することさえできない人の心の痛みに一生懸命寄り添おう、触れようとする物語だった。コロナ禍2年目となり、新しい生活様式は日常となった。直接的にコロナ禍を描く作品は4月期以降減っていったが、それでもコロナ禍ゆえに、周囲の喧騒から離れ、以前より内省的になって、自分の人生や他者との関わりを考えるようになった私たちの姿を、作品はしっかりと反映していたように思う。

『おかえりモネ』『お耳に合いましたら。』『生きるとか死ぬとか父親とか』(テレビ東京)にラジオ/Podcastと向き合う人々の姿が登場するのも興味深い。そのあたりは『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)にも繋がっていくことだろう。それもまた、楽しみである。

麦倉正樹の「2021年 年間ベストドラマTOP10」

ますます問われる地上波ドラマの存在意義

1 大豆田とわ子と三人の元夫 カンテレ・フジテレビ系

2 おかえりモネ NHK総合

3 俺の家の話 TBS系

4 今ここにある危機とぼくの好感度について NHK総合

5 コントが始まる 日本テレビ系

6 青天を衝け NHK総合

7 サ道2021 テレビ東京系

8 孤独のグルメ Season9 テレビ東京系

9 消えた初恋 テレビ朝日系

10 婚姻届に判を捺しただけですが TBS系


コロナ禍の情況を受けて、韓国ドラマをはじめ海外の作品を配信で視聴する人々が増えている中、ドメスティックな「地上波ドラマ」の存在意義は、ますます問われるようになっている。人気者あるいは注目の若手俳優が出演している以上の意味が、果たしてそこにあるのか。そのような、いささかシリアスな状況認識のもと、今年のドラマを振り返ってみたところ、やはり強く印象に残ったのは、恐らく同様の問題意識を持っているであろう脚本家たちが、果敢に挑んでみせたオリジナル作品だった。

ドラマ及び映画『きのう何食べた?』(テレビ東京)の記憶も新しい安達奈緒子が、自身の脚本作でもある『透明なゆりかご』(NHK総合)の清原果耶を再び主演に迎えた連続テレビ小説『おかえりモネ』も、ひとつの長い作品として、強く印象に残っている。「ある時代を生きた女性の一代記」という、やや定番化した朝ドラのフォーマットを大胆に打ち崩しながら、ひとりの女性の成長を、当事者/非当事者の歩み寄りや理解を通奏低音として(それは『きのう何食べた?』にも共通している)、ていねいに描き切った本作。それは今、我々がさまざまな領域で抱えている問題の、ひとつの表象でもあるのだろう。主演の清原をはじめ、蒔田彩珠、浅野忠信、鈴木京香、西島秀俊&内野聖陽の『きのう何食べた?』コンビなど、役者たちの好演も光った本作だが、個人的には「りょーちん」こと「及川亮」役を演じた永瀬廉の「たたずまい」が強く心に残っている。

2021エンタメベスト!ふとした台詞にハッとさせられる、傑作ドラマ5作

横川良明

1 おかえりモネ NHK総合

2 直ちゃんは小学三年生 テレビ東京系

3 大豆田とわ子と三人の元夫 カンテレ・フジテレビ系

4 最愛 TBS系

5 今ここにある危機とぼくの好感度について NHK総合


3.11から10年。少しずつ震災の記憶が遠のく中、あの日、幼かった子どもたちも大人となり、社会へ出つつあります。たくさんの人が命を落とした。たくさんの景色が津波に飲み込まれた。傷は癒えることはあっても消えることはない。それでも、生きていく。震災によって傷を負った子どもと大人たちの長い長い再出発を描いたのが、『おかえりモネ』です。震災の日、自分は難を逃れた。ヒロイン・永浦百音(清原果耶)はずっと自分は役に立てなかったという負い目を抱えていました。そんな罪悪感から逃れるために、高校卒業と共に、故郷の島を離れ、登米の森林組合で働きはじめます。そこで出会った新田サヤカ(夏木マリ)ら山を愛し、山を守る人たち。気象予報士の朝岡覚(西島秀俊)。そして医師の菅波光太朗(坂口健太郎)。新しい環境で、いろんな人たちとの関わりを通して、モネは少しずつ明るさを取り戻していく。半年に渡って放送された『おかえりモネ』は“登米編”“東京編”“気仙沼編”の3つに分かれて構成されています。それぞれにじんわりと胸に沁みるものがあるのですが、中でも個人的に白眉だと強く推したいのが“登米編”。透明感あふれる映像で描かれる美しき山々と厳かな登米能。長い時間をかけて育まれる木々と、その木にかける人の想い。その真摯な描写に、制作者たちの登米という土地と山の人々への敬意を感じます。そして、そんな自然豊かな場所で紡がれるモネの心の再興。見ると幸せになれるという「彩雲」を見つけたこと。雷雨の降る山に取り残されたとき、命を救ってくれたのが、朝岡のアドバイスだったこと。天気予報は、未来を予測し、人の命を守るもの。あの日、役に立てなかった罪悪感を抱えていたモネは、徐々に気象予報士という仕事に興味を持ちはじめます。音楽の夢を失い、自分のやりたいことがわからなかったモネが、気象予報士という道を見つけ、自分の足で踏み出すまでが“登米編”のストーリー。そこに寂しさをこらえてモネの自立を応援するサヤカの葛藤と、殿様から預かった大事な木を切る決断が二重奏となって折り重なることで、観る人の心を優しく包み込んでいくのです。サヤカは、檜によく似た翌檜(ヒバ)の木を前にこんなことを言います。

「ヒバは、雨、風、雪に耐えながら、長い時間をかけてゆっくり成長すっから、体がぎちっとしてて、緻密で、狂いが少なくて、虫にも湿気にも強い。私、檜になれなかったって、もじもじしている木だけどね、この子はものすごくいい木なのよ」

この言葉は、まさにモネという人間を表したもの。そして、もじもじとしながら長い時間をかけてゆっくり成長するモネだから、いつの間にか娘のようにいとしく思い、応援したくなるのです。“登米編”のラストは、切り倒されたヒバの木の前でのモネとサヤカの別れ。惜別の思いをこらえて、モネはサヤカに「10分後にあそこの空、見てください」と伝える。するとそこには、2人で見た「彩雲」が。天気のことを何も知らなかったモネが、知識を身につけたからできる最高のプレゼント。そして、切り株のすぐ横には新しい芽が伸びていた。思わず唸る伏線回収。画面の向こうに拍手を送りたくなる、爽やかな旅立ちでした。さらに、そこに菅波先生という魅力的なキャラクターが加わり、モネと菅波のじれったくも甘酸っぱい恋に朝から心臓が高鳴りっぱなし。観るたびに違う感動がある。観るたびにいとおしさがこみ上げる。今年を代表する1本として、いえ、僕の人生に寄り添い続ける1本として、『おかえりモネ』はずっとずっときらめき続けることでしょう。あの七色の「彩雲」のように。

藤原奈緒の「2019年 年間ベストドラマTOP10」
テレビドラマを追いかけることは「時代」を見つめること

1 きのう何食べた? テレビ東京系

2 本気のしるし メ~テレ

3 いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~ NHK総合

4 全裸監督 Netflix

5 俺の話は長い 日本テレビ系

6 凪のお暇 TBS系

7 これは経費で落ちません! NHK総合

8 わたし、定時で帰ります。 TBS系

9 腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。 NHK総合

10 少年寅次郎 NHK総合


1話が2つのエピソードによって構成されている『俺の話は長い』。毎度登場人物たちの日常に笑ったりキュンとしたりしていたら、全ての伏線と思いが詰まった最後の「ロッキー」で泣かされた。

麦倉正樹の「2019年 年間ベストドラマTOP10」

“多様性”から一歩踏み出した関係性の結び方

1 いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~ NHK総合

2 腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。 NHK総合

3 俺の話は長い 日本テレビ系

4 きのう何食べた? テレビ東京系

5 時効警察はじめました テレビ朝日系

6 まだ結婚できない男 カンテレ・フジテレビ系

7 詐欺の子 NHK総合

8 わたし、定時で帰ります。 TBS系

9 べしゃり暮らし テレビ朝日系

10 本気のしるし メ~テレ系


つい最近の話ではあるけれど、『俺の話は長い』は、毎回とても楽しく観た一本だ。実家住まいのニートが主人公であること、30分のエピソード×2という大胆な構成など、かなり先鋭的なドラマになるかと思いきや、そこで描き出されるのは、現代にアップデートされた「ホームドラマ」としての、悲喜こもごもの味わいだった。得意の屁理屈で相手を煙に巻く、生田斗真演じる主人公・岸辺満の台詞をはじめ、びっしりと書き込まれた台詞とその掛け合いの妙味には、毎回驚かされた。とりわけ、生田斗真とその姉を演じた小池栄子の掛け合いは、まさしく“絶品”と言っていいだろう。できれば、続編の制作にも期待したい。ところで、主人公一家の姓が「岸辺」なのは、ひょっとして山田太一脚本による往年の名作ドラマ『岸辺のアルバム』(TBS系)を意識していたのだろうか? どちらも川沿いに暮らす、家族の話ではあるけれど。と、ここまで見てきて、上記3作品に共通していたのは、「自分とは違う他者と、どう誠実に向き合うことができるのか」というテーマではなかったのか? という思いが湧いてきた。昨年のテーマが“多様性”だったとするならば、今年はさらにそこから一歩踏み出して、そのような他者と、どのように関係性を取り結ぶことができるのか? にあったのではないか。恋愛とも友情とも異なる……あるいは、それらが交じり合った、ある種の“人間愛”に基づいた関係性。

田幸和歌子の「2018年 年間ベストドラマTOP10」
新時代への意気込み感じる作品揃う

1 記憶 フジテレビ

2 おっさんずラブ テレビ朝日

3 透明なゆりかご NHK

4 中学聖日記 TBS

5 アンナチュラル TBS

6 シグナル 長期未解決事件捜査班 カンテレ/フジテレビ

7 義母と娘のブルース TBS

8 モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐― フジテレビ

9 dele テレビ朝日

10 青と僕 フジテレビ

10 結婚相手は抽選で 東海テレビ


「結婚」「出産」を題材とし、現代の女性たちが抱える様々な事情や思いを繊細に、リアルに描いた『透明なゆりかご』『結婚相手は抽選で』は、固定観念を覆す秀作でした。

成馬零一の「2018年 年間ベストドラマTOP10」
WEBドラマの質と量が一気に底上げ

1 放課後ソーダ日和 ALPHABOAT

2 宇宙を駆けるよだか Netflix

3 獣になれない私たち 日本テレビ

4 透明なゆりかご NHK

5 おっさんずラブ テレビ朝日

6 恋のツキ テレビ東京

7 トドメの接吻 日本テレビ

8 ハラスメントゲーム テレビ東京

9 今日から俺は!! 日本テレビ

10 結婚相手は抽選で フジテレビ


2位の『宇宙を駆けるよだか』はネットフリックスで配信されていた入れ替わりモノで外見の美醜と内面の美醜は関係あるのかという重たいテーマが追求されていた。容姿が入れ替わった女子高生を演じた富田望生と清原果耶の演技が秀逸。かつて『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ)がやっていたことを彷彿とさせる傑作だ。両者に共通するのは高校生の悩みと向き合った10代向けの青春ドラマだと言うこと。今年はWEBドラマの傑作が多く、質と量が一気に底上げされた。4位の『透明なゆりかご』の脚本は『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ)等の月9ドラマを手がけてきた安達奈緒子。月9の華やかなドラマを書いていた時は見過ごされていた安達の作家性が広く知られることになった記念碑的作品だ。

麦倉正樹の「2018年 年間ベストドラマTOP10」

“多様性”をめぐる問題と“脱構築”の動き

1 透明なゆりかご NHK

2 女子的生活 NHK

3 アンナチュラル TBS

4 dele テレビ朝日

5 おっさんずラブ テレビ朝日

6 中学聖日記 TBS

7 僕らは奇跡でできている カンテレ/フジテレビ

8 隣の家族は青く見える フジテレビ

9 anone 日本テレビ

10 獣になれない私たち 日本テレビ


トランスジェンダーを主人公とした『女子的生活』はもちろん、流行語大賞にノミネートされるほど注目を集めた『おっさんずラブ』、あるいは『隣の家族は青く見える』に登場したゲイカップルや、『中学聖日記』に登場したバイセクシャル。それらはいずれも、「LGBTをテーマとしたドラマ」と言うより、むしろそれらの人々をドラマ内に配置することによって、その他の登場人物たちの“反応”や“戸惑い”を視聴者と同目線で描き出し、それを彼/彼女たちがどう乗り越えていくのか? という点に主眼が置かれたドラマだった。そのことは、“多様性”とは社会の問題である以前に、個々人の“寛容性”の問題なのだという当たり前の事実を、改めて視聴者に理解させてくれたように思う。そのなかでも『女子的生活』は、全4話と短いドラマながら、志尊淳と町田啓太の好演もあって、最終的には、まるで青春物語のように爽やかな余韻を残す、実に忘れがたい作品となった。1位に選出した『透明なゆりかご』も、そんな“多様性”と無関係ではない。町の産科医のもとにやってくる人々が、それぞれに抱えている事情。それはときに、容赦ない現実を我々の前に突き付ける。けれども、それを既存の価値観で測るのではなく、“看護師見習い”の女子高生という、まだ何者でもないフラットな視線で描くことによって、本作は同系のドラマである『コウノドリ』(TBS系)とはまた違う、爽やかな感動を視聴者にもたらしていたように思う。本作が初主演となる清原果耶の瑞々しい演技も光っていた。