Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

鳥取天文協会 Tottori Society of Astronomy

オンライン交流会を開催

2022.02.20 12:51

 2月20日(日)20時から、zoomを使った「オンライン交流会」をおこないました。参加は表明順で、足利さん、古都さん、石谷さん、田中さん、八木谷さん、織部の6名でした。

 今回は会員さんの希望により「光害カットフィルター」についてというテーマでおこないましたが、事務局の織部が講師依頼等の調整を怠っていたため、織部自らが講師を務めるという暴挙で、なんとか説明をおこないました。

 詳しくは会員限定動画でご覧いただくとして、結論だけを書くと以下の通りです。

 ①輝線で光っている天体(散光星雲、惑星状星雲、超新星残骸)などに、光害カットフィルターは効果がある。(連続スペクトルの銀河、星団、星野等は効果的でない)

 ②特に蛍光灯とナトリウムランプ、白熱電球の赤外部による光害に効果がある。(近年増えているLED光源には効果が薄い)


 この説明に対して、「HUEIBは光害カットではなく、Hαを強調させるためのもの」というご指摘をいただきました。フィルターを使ったことがない者が講師をしたので、逆に勉強になりました。

 また、「IDAS LPS-D2というフィルターはLEDにも対応している」という情報をいただきました。ネットで透過特性を見てみると、下のようになっていました。LEDの青い部分のピークをカットする特性があるようです。

 ということで、今回はしどろもどろの説明で大変に失礼しましたが、会員同士でワイワイと情報交換をすることができ、勉強になりました。ありがとうございました。(Ori)