信頼している人から「お金を貸してくれ」に対してあなたはどうあるべきか
あなたは周りの経営者・友人から
「お金を貸してください」
と言われたことはありますか?
経験があるかと思います。
その理由はそれぞれ
状況もそれぞれかと思いますが
気をつけたほうがいいのは、自分の力で稼ぐ力のない人が
貸してくれと言ってくるケースです。
何の実績があるのか。
よくあるケースは、資金繰りがうまくいかなくなった。
苦しくて貸して欲しいケースです。
そもそもその人に自分で稼ぐ力があれば
「お金を貸して欲しい」とはなりませんよね。
銀行も同じ。
本当に苦しい経営者には、融資をしてくれません。
必要のない時、余裕のある時に
融資を受けることができます。
どう言うことかがわかりますか?
返す見込みのある先にしか
お金はやって来ないのです。
私は銀行に積極的に融資を受けます。
スピーディーな事業展開のためです。
そのお金を元手に強気の経営を実行し
採用、教育に資金を投資。
優秀なスタッフを採用育成し
10倍以上の売上にして
銀行にはきちんと返済していきます。
事業を成長させていく経営者は
積極的に融資を活用します。
ソフトバンクの孫正義さんも
多大な借金を抱えています。
しかしそれは社会のインフラを整え
iPhoneを日本に流通させ
通信手段に多大な発展をもたらしています。
直近ではイギリスのARM社を買収。
先見の目でチャレンジングな経営展開をしています。
世の中には、良い借金とよくない借金があるのです。
もう1つシェアしたい大切な話があります。
お金を貸してしまったストーリー
私にも、お金を貸してしまった
1つのストーリーがあります。
信頼している起業家仲間から
「お金を貸して欲しい。」
そう頼み込まれました。
信頼している人だったので
大切なお金を貸してしまった経験があります。
その人ならば、すぐにそのお金を元手に売上を作り
翌月には返ってくるものだと信頼していました。
しかし、月日が経っても
その人からはお金は返ってきません。
私のミスです。
情で動いてしまいました。
「人に魚を与えれば、一日食べさせることができる。
だが、魚の釣り方を教えれば、 一生食べさせることができる」
今、私は人と接する上で、この言葉を深く胸に刻み込んで居ます。
その日だけを助けてあげても
長い目で見たその人のためにならない。
経営者たるもの、資金が足りなければ
なんとかして社員に給料を払う。
なんとかして運転資金をまかなうのが仕事。
早めの融資相談。
セールス活動。
売掛金の回収。
現金が続けば、どんなに赤字をしても事業は続けられます。
自分の時間とカラダを使って
お金を作る動きだってできます。
現在は、インターネットで調べれば
肉体労働・ライン作業・アルバイト
日給を稼ぐことも可能です。
1ヶ月で100万円程度であれば
正直言うと本気になれば誰でも作れるレベルです。
それができないのであれば
自分で事業をやることを諦めたほうがいい。
人を雇用すると言うことは
その人生を背負うのです。
ビジネスをすると言うことは
多くの人を巻き込みます。
雇った社員はミスもします。
その損失を見越してまで、あなたはその社員を育成する覚悟がありますか?
責任を取る覚悟がありますか?
お金を借りようとしている人が、
自分のやれることを全てやっているのかを見極めてください。
毎日ご飯が食べられているはずです。
毎日寝るところがあるはずです。
子どもにご飯を食べさせてあげられている。
五体満足な体があるはずです。
今日稼いで来なければ
大切な手足がなくなる。
小さな子どもが、そのような状況で暮らしている国だってあります。
もしあなたがその人を大切に想うならば
その人がやるべき道へと導いてあげてください。
お金を貸してもらったと言う事実も記憶に残ってしまいます。
その人はあなたに対して一生負い目を感じながら生きていくことになります。
今後ずっと、気にしながら接することになります。
「あの時お金を貸してもらった。」
私は大切な人ほど、気を使いあう人間関係には
させたくありません。
あなたが簡単に魚を与えたら
その人は一生、自分の力で魚を釣ることができなくなってしまいます。
自分の力で這い上がってくることができなくなってしまいます。
あなたはあなたの大切な人に
底力を出させますか?
それとも、甘え続ける人生を歩ませますか?
人間やればできるのです。
あなたの大きな愛で
目を覚まさせてあげてください。
あなたに出会えて良かったと心から仰っていただける生き方をする
石塚洋輔
石塚洋輔とLINEでつながってワールドクラスのビジネス情報を受け取る↓