2022.2.19 スノーシュー:沼の平から間沢スキー場
2022.02.22 01:40
令和4年 2月19日(土) 参加者:17名 ガイド:真鍋雅彦・近田郁子
西川月山スノーシューパークの里山を縦走しました。田んぼを歩いて杉林を登り、わらび
園を降って町民スキー場まで、雪があるからこそ楽しめる里山エリアで、雪原にはウサギや
リス、キツネやタヌキ、ニホンカモシカの足跡しかみあたらない、冬期はプライベートエリ
アになります。その雪深い岩根沢の集落と間沢の間には、この地区を分ける尾根があり、小
ピークや尾根に登高意欲をそそられながら、歩いて越えて行く醍醐味があります。尾根を隔
てて西側に見える景色は、深い山並みの奥に白い屏風のような頂きが聳え立つ朝日連峰が、
そして東側には、広々とした山形盆地の奥に東北を分ける脊梁山脈が南北に連なって見えま
した。この景色こそが尾根や峠に立った者が味わえる醍醐味で、里の低い尾根でもあなどれ
ない魅力が満ちています。今日の雪は深く重たい雪で、颯爽感を感じる場所はほんの僅かで
したが、それ以上に素晴らしい眺めに満足し雨水を迎え春の兆しも感じられたスノーシュー
イングになりました。