シェイプ・オブ・ウォーター
Facebook新田 修功さん投稿記事
真実のアーティスト……👨🎨🤗💕🌸🌈 おはようございます🤗💕
賢者の一言 松尾芭蕉
「見る処、花にあらずといふ事なし、思ふ所、月にあらずといふ事なし」
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賢者の一言 アンリ・マティス
「私はずっとデッサンを続けて来ました。
まず何よりも内面的感情を表現し、魂の状態を描き出す手段として描き続けてきたのです」
「マティス 色彩の交響楽」 創元社 より
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日本とフランスの優れたアーティストたちの達した境地は、表現こそ違いますが、同じものだと思います😊
2人とも自分の掴んだ「ものの見方」「心の在りよう」を表現せずにはいられませんでした。
優れたアーティストとは、すべてのものに「愛」を観ることができる人であり、それを表現できる人だと思います👨🎨💕
私は子どもの時から絵を描くのが大好きで、高校時代に、自分のことを「さすらいのアーティスト」と呼ぶほどにアーティストに憧れていました🤣
でも、ぼんやりとですが、本物のアーティストになるには人生経験が必要だということも分かっていました。
年齢を重ねるたびに、少しずつ草木染めのように、たくさんの愛がゆっくりと魂に染み込んで来るのを感じるようになりました。
そして、還暦を過ぎた頃から、文章や物語で、なにか「青空のような清々しいもの」を表現することに挑戦しはじめました✍️👨🎨💕
ふと開いた心のどこかに、やさしくそよぐ風のような、雨上がりの空に偶然見つけた虹のような、そんな投稿が出来ればいいなぁ、なんて考えている今日この頃です😊✨🌈
今日も読んでくれてありがとう🙏😊💕
水は愛の象徴!ギレルモ・デル・トロ監督『シェイプ・オブ・ウォーター』インタビュー
https://www.cinemacafe.net/article/2018/02/27/55600.html 【【インタビュー】形なき“水”が表す、愛の多様性『シェイプ・オブ・ウォーター』監督語る】より
第90回アカデミー賞で最多13部門にノミネートされている『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が来日。取材に応じ「どんな形にも変化する水は、愛の多様性を示している」と世界中を席巻する異色のラブストーリーについて語った。
■映画が描くさまざまな愛の形(=シェイプ)
米ソが冷戦を繰り広げていた1962年、政府の極秘研究機関で清掃員として働く女性イライザ(サリー・ホーキンス)と、そこで出会った“不思議な生き物”(ダグ・ジョーンズ)が、運命的な出会いを果たす…。アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞など最多13部門にノミネート。特に、芸術的な功績を評価すべきタイミングにあるデル・トロ監督は、今年の監督賞に最も近い存在だ。「自分なりの映画愛を詰め込み、詩的なパワーと美意識を表現できた作品で、評価されたことを光栄に思うよ」と大きな体全身で喜びを表す。
Photo:Ryo Uchida/『シェイプ・オブ・ウォーター』ギレルモ・デル・トロ インタビュー
第90回アカデミー賞最多13部門にノミネート。「評価されたことを光栄に思うよ」と話すデル・トロ監督/Photo:Ryo Uchida
「物語の主軸は口がきけない女性と、アマゾンの奥地で神と崇められている“不思議な生き物”の種族を超えたラブストーリーだ。加えて、友情や奉仕の気持ち、未来や科学に対するあこがれといった愛の多様性を描いている。モチーフに水を選んだのは、どんな形にも変化するから。映画を見れば、水を飲む、涙を流す、雨が降る、卵をゆでる…そんな水の描写に気づくはず。それらを通して、愛がもつ可能性を追求したかったんだ」
■ファンタジーだからこそ「現実的なメッセージが伝わる」
種族の違いを乗り越えるラブストーリーといえば、アンデルセンの「人魚姫」に始まり、『シザーハンズ』や『美女と野獣』など古今東西、数多く存在するが、どれも幻想的な寓話として、愛の本質を問いかける名作ばかりだ。
ダークファンタジーの傑作『パンズ・ラビリンス』でも知られるデル・トロ監督は、「ファンタジーだからこそ、現実的なメッセージを投げかけることができる。愛や平和といった人類規模の大きな概念、思想を伝えるには、最も効果的な手法なんだ」とその“効用”を力説する。
その上で1962年が舞台になった点にも、重要な意味がある。「明るい未来が提唱される一方、人種差別や不平等、核戦争の恐怖が根深い社会だった…。そう、2018年の現在も、状況はまったく変わっていない。このシナリオを書き始めたのは2011年頃で、当時はトランプが大統領になるなんて、想像もできなかったけど(笑)、メキシコ出身のマイノリティとして、圧力を感じていたんだ」。レトロフューチャーな美術や衣装も見どころだが、他者を恐れ、排除しようとする今日の切実な“リアリティ”こそが、奇妙で純粋なラブストーリーをより輝かせているのだ。
■“不思議な生き物”最大のこだわりは、お尻?
過去にも多種多様なモンスター、クリーチャーが躍動していたデル・トロ作品。ただ、本作に登場する“不思議な生き物”は、女性が一目ぼれする恋愛対象としての“説得力”が必要だった。「リアルであると同時に美しい…。女性の情熱を駆り立てる存在でなければいけなかった。だから、デザインの際には女性の意見をたくさん聞いたんだ。アレハンドロ(・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)の奥さんに、初期のデザイン画を見せたら『この唇なら、私は絶対キスしない』ってダメ出しされたよ(笑)」
キャラクターの印象を左右する瞳については「キュートにすべきか、知的に見せるべきか」と議論を重ねた。全身のシルエットは、細マッチョなスイマー体型に。「一番こだわったのは…、やっぱりお尻じゃないかな」。また「後に気づいたんだけど、顔のパーツは、ウルトラマンに影響を受けているかもしれないね。穏やかで神々しいバランスなんだ」と秘話を明かしてくれた。