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しんとちのきち

第12本目:茨城県道・栃木県道146号結城石橋線

2022.02.22 06:00

実走した県道を紹介していく「しんとちの県道」シリーズ。

今回は、「茨城県道・栃木県道146号結城石橋線(ゆうき・いしばし)」です。


この県道は、茨城県結城市を出発し、栃木県小山市東部を通り、栃木県下野市へ至る全長約15kmの道路です。

結城市から下野市まで真北にまっすぐ伸びるようなルートをとります。全線を通して片側1車線あり、交通量は少なめです。小山市内に倉庫街があり、そこへ出入りするトラックがある以外は、沿線住民が使う生活道路の趣が強いです。新4号国道と2-3km離れたところを並行するように走り、途中下野市薬師寺(南)で立体交差します。

終点の下野市は平成の大合併真っ盛りだった2005年に誕生した市で、国分寺町・南河内町・石橋町の3町が合併したところです。道路名にも入っている「石橋」は、下野市の旧石橋町を指していて、下野市の中で最も北寄り(宇都宮市側)に位置しています。

ちなみに、この記事のひとつ前で紹介した「県道小金井結城線」の「小金井」も、同じ下野市内の旧国分寺町の地区名で、こちらは市内の南に位置する地区(小山市側)となっています。起終点が同じ自治体で、番号も1番違い、いろいろなことが重なったとはいえ、奇妙な縁を感じます。


道沿いではないですが、新4号と立体交差する付近に、「道の駅しもつけ」があります。非常に規模の大きい道の駅で、休日は家族連れやツーリング客でにぎわうところです。

広域を結ぶ道路ではありませんが、国道の空白地帯をカバーする県道のひとつなので、使い勝手はいいと思います。