【流 通】グリーンデジタル&イノベーション 木材流通プラットフォームサービス試行
日本ユニシスグループのグリーンデジタル&イノベーション(以下 GDI)は木材業界DXのための「木材流通プラットフォームサービス(以下 PFサービス)」を、2022年2月から岐阜県で試行を開始する。
PFサービスは国産材の流通・利活用の促進および資源の有効活用を促進する「キイノクス・プロジェクト」の一環として、地域の工務店や木材関連事業者の業務のDXを促す。対面や電話、紙媒体を中心とする現状の木造住宅建築の業務プロセスに対し、GDIが提供する「資材提案ツール」「工程管理ツール」などのDX促進サービスを組み込むことにより、業務やコミュニケーションの効率化、施主に向けた納期短縮化が実現し、ひいては国産材の再評価や供給・流通に促進につながることを狙っている。
GDIは岐阜県での試行終了後に、PFサービスを本番サービスに移行する。地域の工務店や木材関連事業者の業務・経営改善や顧客獲得に資するサービスとして充実させ、全国10~15エリア、1,000~2,500社が参加するPFサービス展開を目指す。
日本ユニシスは国産木材の流通・利活用を、多様な分野の企業共創により推進する「キイノクス・プロジェクト」の中核事業体として、木材流通プラットフォーム事業を担うGDIを2021年5月に設立し、建築資材総合商社であるヤマガタヤ産業とともに地域に根差しながら、工務店・木材関連事業者と森林資源を、DXを通じて繋げるプラットフォームを構築してきた。
今回、木材流通サプライチェーンの「川下」領域の業務改善を目的とするサービス群展開の一環として、2つのPFサービスを試行し、試行期間に様々な検証を踏まえてブラッシュアップをした後、本番サービスへと移行する。
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