「家事シェア研究家から学ぶ!復職後にも効く家族が過ごしやすい家づくりのコツ」を開催しました!
育休中に家を整えたい。家族が過ごしやすい家にしたい。
そんな想いを持つ多くのMIRAISメンバーのために、MIRAISで活動中のおうち整え部が家事シェア研究家の講師を招き、復職後にも効く家族が過ごしやすい家づくりのコツを学ぶイベントを開催しました!
🔶開催概要🔶
■開催日時
2022年2月4日(金) 10:00~11:30
■会場
オンライン(Zoom)
■参加人数
23名
■イベント主催
MIRAIS おうち整え部
■内容詳細
おうち整え部では、部活のメンバーから片付けや部屋づくりなどの家に対する様々な悩みを伺い、復職前に少しでも解決できるようなヒントを届けたいと思い、今回のイベントを開催しました。
今回ご登壇いただいたのは、日本唯一の家事シェア研究家である三木智有さん。
家族の「関係(家事シェア)」と「環境(部屋づくり)」の両方が大事であるという考えのもと、家事育児のシェアを広めるため、NPO法人「tadaima!」を立ち上げ、活動されています。
講義のテーマは「復帰後に向けたお部屋の準備を一歩前進させる」。
・部屋は両立生活を自分のペースで歩くための装置
・部屋づくりは暮らしの課題を解決するための手段
・短期間で理想の暮らしに近づく準備
以上の内容を中心に、片付けや部屋づくりの基本をお話いただきました。
最初に、生活をしやすくするための装置として部屋を機能させるために、この部屋でどう過ごす?何を実現したい?という「部屋のコンセプト」が大切である、ということをお話いただきました。
同じ間取りのLDKでもコンセプトによって家具配置が大きく変わる、という事例はとてもわかりやすく、コンセプトの大切さを具体的にイメージできる内容でした。
また、部屋の課題やどう過ごしたいかということを夫婦で共有し、家族で課題を一緒に解決しようと協力し合える関係性を作ることが大切というお話もあり、復職間近の私たちにとっては特に参考になりました。
続いて、現状を把握し、たどり着くための方法をお話いただきました。
片付けは整理が8割であり、整理をしてから整頓を行うという片付けの手順や、ものを減らす方法、ものを増やさないことの大切さを学びました。
また、ものには所有者と管理者がいることや、家族が主体的に動くためにどうすればよいかというお話もあり、家族で部屋を整えていくための大きなヒントをいただけました。
最後に、ゴールを定めようということで、どの部屋をなぜ改善したいかを参加者それぞれが考え、チャットで共有していきました。
その中で、家は家族みんなで過ごす場所=家族の公共の場である、というお話がとても印象的でした。
まとめとして、「身体を整えるように暮らしを整えよう」とお話をいただき、部屋を整える大切さをあらためて認識できました。
本講義は、快適なお部屋づくりや片付けのお話だけではなく、家族とどのように進めていくかという観点からのお話が、復職間近の多くのメンバーには非常に参考になり、すぐに実践しやすい内容でした。
■参加者の声
・部屋作りの考え方から、家族でどう協力して取り組めば良いかという具体的な話までとても参考になり、すぐ実践しやすい内容だと思いました。
・整理があっての整頓。整頓は得意だけど、そもそも物が多い(整理できていない)ことで散らかりが解消されないのだと納得しました。
・部屋の配置を少し考えてみようと思いました。家族を巻き込んで考えていこうと思います。
・夫婦がタッグを組んで取り組むというのはあらためて納得感がありました。
・まずは自分の家のレベルを確認し、マップをつくろうと思います。家族での協力体制が素敵で、参考にしたいことが満載でした。
■講師紹介
三木智有氏
NPO法人tadaima!代表・家事シェア研究家・インテリアコーディネーター
リフォーム会社でインテリアプランニング、施工管理、営業販売などの業務を経て独立。
フリーのコーディネーターとしてマンションオプションの販売、内装工事、個人宅のコーディネートなどを行う。
2011年 家は家族にとって何より”自分らしくいられる居場所”であって欲しい。
そうした想いから、「10年後も”ただいま!”と帰りたくなる家庭」で溢れた社会の実現を目指し、
NPO法人tadaima!を起業。日本唯一の家事シェア研究家として、家事シェアを広める活動を行う。
https://note.com/tomoari_miki/n/nc442d411d768#yU7Sq
▽NPO法人tadaima!活動内容
・夫婦の関係を育む”家事シェア”を広める活動|講演年間80本以上
・子育てや暮らしに集中できる住環境をつくる”モヨウ替えコンサルティング”|延べ400件
▽男女共同参画
2016|内閣府「男性の暮らし方・意識の変革に関する専門調査会」委員に選任
2018|東京から京都への移住を機に京都府男女共同参画審議委員に選任