〜さかなかみゆき〜

楽譜屋さん開店❣️ビバルディ「調和の霊感」コンチェルト6番1楽章バロック風ピアノ伴奏アレンジと初版本と自筆譜

2022.02.22 13:32

やっとやっと、念願の楽譜屋さんを開店できました^ ^

お待たせしておりました方、

やっとで、すみません💦💦

しかも、うちわでご案内していました鬼滅の刃の「炎🔥」ですが、あれから2週間ほど立ちますが…権利確認の壁が、

1番の難関だったようで…許可の範囲が

とても厳しい……😂


ただ、今後のためにも、

安全に快適に楽譜や音源も手に取ってもらえるように、権利の方もひとつひとつ勉強しながらやっていくつもりです😌


とはいえ、

お出しできるまでにまだかかりそうなので、

その間に、去年までに出来上がった他の作品に取り掛かる事にしました❣️


サイトも違うサイトでデビューの予定だったのですが、レスポンス具合で、ピアスコアさんがサクッと作れまして笑


ピアスコアで、無事デビューとなりました🎉

去年のひまわりの会で、伴奏アレンジしたものになります⭐️


楽譜のサイトでは、

参考画像をつけられる、というのが、

最近わかってきた事だったのですが、


生徒さまには違う意味で大人気⁉️の

MIDI音源をつけてみました😊

バロック音楽なので、

デジタルテンポでもそこまで

違和感はないかな?と思うのですが、

また私の妄想パワーが勝っていたら

教えてほしいです。


せっかくなので、楽譜、のちょっと裏側を。


楽器や音楽の向上のために、

「写譜」

というのはとても役立つのだそうです。


かの有名な音楽の父J.S.バッハ

…IOCのバッハさんでは、ありません🤣

しかし、今IOCがわからなくて

ググったら、ヴュルツブルク大学法学部卒の弁護士さんなのだと、出てきました…!

右を向いても左を向いてもネットを見ても

法律…法律…法律の今の私の状況、

オリンピックまで、、

あなたもですか〜〜


あながち、近かったりして。


ま、置いておいて、


とにかくあの有名な偉大なる尊敬するバッハ先生は、ご両親が早く亡くなられた関係でお兄さんの家に仮住まいだったのですが、お兄さんの蔵書のパッヘルベル、そうです、あの「カノン」で有名なパッヘルベルです。


パッヘルベルは、専門家の人ほどわかるすごい人。なのですが、(これはこれでまた別の機会にします^ ^)バッハ青年は、彼の楽譜を夜な夜な、電気もない時代に写譜しまくって目が悪くなってしまった、という逸話があります。


私が、アレンジや楽譜に興味を持ちはじめたのも、5年以内前位にバッハの無伴奏ソロソナタのフーガ演奏企画をした時に、やはり完成度が凄すぎて、到底理解しえない領域を感じまくり、ちょうど目の前にあったアレンジものや作曲で実践、してみた。という経緯があります。


すると、あら不思議。

ずーっと当たり前に思っていた楽譜、

いざ、ハイ。書いてみよ。となると、


曲目の配置や、楽器名の記入方法、

全然わからない事だらけ。


それを意識して、改めて楽譜を見て

弾いてみると、


拍子、はやさ、

音符の棒♩の向きひとつにしても、

なぜココで上にしたかったのか、

など、バッハの氣持ちやイメージする音の流れ、これが言いたかったのかな、

とか、バッハと対話しているような感覚になりました。もう亡くなってしまっているので、想像するしかないのですが、

想像できるヒントが楽譜には、つまっていること、本当に気づいて、

「楽譜通りに弾く」難しさを、改めて感じ、


命は途切れても、残してくれた楽譜は、

そこには魂が宿っていると、

多分、命をこめて、書いている事を、


自分が書くようになってから、痛感し、

より、尊敬というか、

楽譜に対する敬意というか、

あぁ、だから、丁寧に指番号書こうとか、

製本しようとか、そういう基本的な大切さの意味にたどり着けたのでした。


アレンジや作曲ができない人でも、

自分の好きな曲や、簡単な楽曲の、

できたらオリジナルの、

「写譜」おすすめです^ ^♪


ソナーレ音楽アカデミー講座でも

楽譜の書き方長調・短調講座を開催し、

音楽への理解が深まっていったようにも

感じました。


そんなこんなで、

今や楽譜書きがとてもラブ❤️な最近からのシェアという事で、


このビバルディのコンチェルトの

そもそも自筆譜あるのかな?


意外と、ビバルディはシンプルな譜面なので、印刷物でやってしまっていたので、

今回せっかくだから探してみました。


RVという、モーツァルトでいうKV.=ケッヘル

番号のようなものがついていて、これは作曲家が作品番号Op.をつけていない場合に、整理番号として存在するものなのですが、


この「調和の霊感」シリーズには、

作品Op.3と、なっているのです。

…え😀❓


という事で、さらに調べて分かりました。

ビバルディの生前に、なんと出版されていたものには作品番号があるよ、という事らしく。


そこから先は調べられてませんが、

ビバルディには、RVと出版されたOp.の

2つが存在するようですね。


かくいう私も、すでに作品番号難民です。

同じ曲の編成違いはどうしようなど、

悩み出したらキリがないやつです🥸


とにかく、


そんな訳で、ありがたいことに、

著作権が長らく切れている恩恵で、

初版本が手に入りますので、シェアします。


手書き風の印刷、

マーブル模様の製本

(昔フィレンツェに行った時、有名なマーブル模様の素敵な紙屋さんあったなぁ💖

おっきな美術館の前)

洋書独特の表紙の感じ♪


ひとまず眺めるだけでも、

なんか、嬉しくなって、きませんか?


私だけかな?

嬉しくなったあなたは、

コチラ側です笑


シャープの形も違ったり、

クレッシェンドや表情記号が何もなくて

時代を感じますね❣️


1711年 オランダのエティエンヌ・ロジェ社

の初版より



2022.2.22 

すごいゾロ目の日に^ ^

今日何か始めたりすることは、

とっても良いそうです。


あと少しですけど、

この初版や楽譜サイトや音源も結構時間

かかって作ったので見てもらえたり、刺激になったり、もちろん購入も笑 

何かきっかけになればならなくても、

とにかく、まぁ、今日は、

なんだかや〜〜〜っと外に出せて、

嬉しいです🍀嬉しいことがありますように🍀


引き続き、やっていきます♪

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…と、翌日目覚めて、

もう一つ大事なアップを、

忘れていました🐟😅😅😅


別の曲でしたが、ビバルディの自筆譜も

発見しましたので追加しておきます^ ^✨


手書きなので、本当に性格が伝わるようです^ ^     手軽なアンサンブル曲が山ほどありました。 演奏会や旅演奏の度に、新曲をものすごいスピードで仕上げていたのかなぁ。

あくまで、演奏を優先しながら、ざざざっ!

っと書き上げているような、そんな印象です。(あくまで個人意見です😌)


丸さのある線たちが、いい感じです♪


それぞれ、雰囲気を感じてもらえたらと

思います🎶   23日追記。


ビバルディの自筆譜