Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

【米大学の卒業生を集めて座談会(後編)】四年間の留学で得たスキル、見つけた次の目標

2022.02.22 21:07

今回も引き続き、座談会の様子をレポートをしていきます。


前回の記事の中で、「実際に大学に通ってみると、自分の想像や思い描くものとは違う状況に自分がいることもあったが、その都度軌道修正をしながらやってきた。」という話がありました。


そこで今回の後編では、その4年間を経た今、留学前の自分と比較した時に、何において最も変化・成長したと感じているかという話を聞いてきました。また最後に、それぞれの卒業後の夢についても共有してくれています。


目次:


参加者プロフィール

名前、卒業校名、専攻、現在の活動/今後の予定(卒業直後、2021年夏時点)

ゆうや

しゅん

ゆうき

まこ

かんたろう

あむ(進行)



4年間の振り返り:留学をして得た、交渉力やレジリエンス

Q.(この夏にみなさん大学を卒業をして、4年間を振り返った時に)高校時代になかったけれど、大学時代に得たなと思うものはありますか?


ゆうき:一番かはわからないけれど、交渉することの大切さかな。とりあえず一年の頃から自分にとって不利なことがあれば引き下がらずに、話して交渉することをしていた。アメリカではそれが思っているよりも有効だった。


また就活の話になるけれど、教授にもよく言われていたのが、給料の話は絶対交渉しろ、交渉すれば上がるということ。面接でも自分が希望する額にレンジを出すと低い方を提示されるからと。他の日常の細かいところでも、電車がもう来ていて自分がお金がないという時も、通っていいかを聞いたら、いいよと言われたこともあった。自分の有利にできることはとりあえず交渉するというのは日本でやってこなかったことだったから、こんなことを学ぶとも思っていなかったね。それが一つ四年間で学んだことかな。


あむ:生きる力だね。


ゆうき:あと車を買った時も、めっちゃ粘って費用を落としてもらった気がする。体力は使うけれど、有利になることはそうしないとなと。


しゅん:僕の場合は、今の自分のキャリアや立ち位置にいられるのはなぜかと考えた時に、研究室や授業も影響したとは思うけれど、辛かった時期に支えてくれた友達の存在が大きいと思う。二年生以降は同じメンバーとキャンパスの外でシェアハウスをして、宿題やテスト勉強を一緒にしたり、コンテストに出たりもした。遊ぶだけじゃなくて、色々なことを共にした。


きっと実家に住んで学校に通うのとは違うだろうし、楽しい時も辛い時間も共にできた友達はこれまであまりいなかったなと思う。だから、そういう存在に出会えたのが、僕にとっての大学生活で得られたことかな。


かんたろう:自分はレジリエンスがついたことかなと思っていて。跳ね返す力・適応力と訳されるけれど、固執してただ耐えるタイプの適応力とはちょっと違う。辛くなったら、逃げるでも人に頼るでもいいし、自分だけで全て抱え込まない。人も頼りながら、他の選択肢を探しながら、待ちながら頑張るという、そういうしなやかな形の強さがついたかなと思います。


あむ:その力はどういう過程で身についたの?サポーティブなデポー大学にいたからできるようになったのかな?


かんたろう:僕はデポーではむしろ助けを求められなかったな。大学のサポートも、周りの友達も、そこまで頼れないと自分は思っていた。それでも大学とは別のところに、自分と同じ分野に興味を持って頑張っている人、メンターといえるような人たちがいて助かったと思ったことはあった。


あむ:なるほど。


まこ:レジリエンスに繋がるかもしれないけど、4年間を振り返って、いっつもなんか大変だったなと思う笑。ルームメートに関しては最初の2年間は特に大変で、勉強も私は120%の力を使ってやりたいタイプだから、こんつめすぎてしんどくなった。


そこからオンとオフをうまく切り替えられるようになったのが3年目くらいかな。一日の中でここは120、ここは0、マイナス100、80とか切り替えられるようになった。受験生の常に100!120%!という勢いのまま大学に突っ込んでしまったから、うまいこと行かなかったんだと思う。一日の中でパーセントの切り替えをすれば心の健康にもいいし、そういう力加減の調節を4年間で学んだかなと思います。


あむ:ちなみにマイナス100はなにするの?笑


まこ:えー、マイナス100の時?! 何してたかな。ベッドの上で動画見まくる、お母さんと電話するとか?一日中寝まくるとかかな笑


ロングアイランドでロブスター🦞

(写真:まこ)


アメリカに住んで学んだ、多様性や人間関係についての視点

[続き] Q.(この夏にみなさん大学を卒業をして、4年間を振り返った時に)高校時代になかったけれど、大学時代に得たなと思うものはありますか?


ゆうや:俺はなんだろうな。確かに勉強の事とかスキルは色々身についたと思うけど。留学行くまで想像していなかったことだと、文化も考え方の前提も違う人と、いかに共生できるかを考えないといけないことに気がつき始めたかな。


俺がアメリカに渡った2016年は、トランプさんが大統領に就任した時だったのね。学校の生徒たちは反トランプで、就任時はデモではないけど、反対のマーチをしていて、学校側も授業を休んでもいいよという対応をしていたぐらいひどかった。


ダイバーシティーがいいよとか声高に叫ぶけれど、彼らの活動を見ていると、トランプ支持者を頭ごなしに否定しているというか、その人たちの視点を一切自分たちの視点に入れていないように感じたんだよね。去年のBlack Lives Matterのときも、似たようなことを思った。


この5年でまだ答えは出ないけれど、本当に考え方が180度違う人たちがどうすれば同じ国で共生していけるのかということをすごく考えるようになったし、大学の授業の学び以外でというところでは、それが得たことといえるかな。


ゆうき:今その話を聞いて思い出したのは、自分の学校が(人種に関しては)80%が白人の学校で、民主党を支持する人が大半ではあるのだけれど、トランプ支持者の友達は何人かいた。彼らの家には何度も行き来していて、壁に貼ってある家のルールに政治の話は禁止と書かれていたんだよね。そのスタンスだから基本的に政治の話もしないけれど、インスタの投稿とかで主張が見えたりする。


(高校時代には)アメリカにはいろんな人がいて、いろんな意見を交わせると聞いていて、そうだと自分も思う。でも実際には、逆に個人の意見が守られる場面もあって。共に生きてはいるけれど、和解することはないというか。一つにはまとまることはないのかなと思うこともある。


ゆうや:たしかに、どこかで分断されているという印象があるにはあるというか。


あむ:かんたろうは高校時代からジャーナリズムに興味あって、4年間を経てジャーナリストとして成長したと思うので、ここまでの会話で思うことはありますか?そうでなくても、大学を経ての自身の変化でもいいんだけれど。


かんたろう:すごいでかい質問だね。でも、そうだね。自分はジャーナリストでも特に英語で書く国際的ジャーナリストになりたかったというのと、何かしらのクリティカルシンキングや教養が身に付くと思っていたからというのがアメリカに行った理由だった。それで実際、授業に出ることだけでなくて、アメリカで生活することが教えてくれたことはいっぱいあって。既に話に出たようなことも、カルチャーショックだったり、自分がマイノリティーになる経験、社会の中で格差や差別があることを知ったのも大きいし。


まあなんだろう、ジャーナリズムにも色々あって、今自分がやっているのは短いニュースを書くということだから、ある程度形式があって、情報を入れ込むという部分もある。だから、まだ今の仕事とそういうアメリカの生活で得た視点は直結はしていないかもしれないけれど、でもたしかにさっき言ったような視点は身についたのかなと。


あむ:しゅんくんのシェアハウスしていた友達は、似たようなバックグラウンドだったの?


しゅん:微妙なラインだね。一緒に住んでいたのは僕含めて6人で、うち4人がニューヨーク出身、一人がカリフォルニア出身。みんなアメリカ人なんだけど、うーん、どうなのかな。


あむ:ゆうきちゃんのエピソードのように、「個々の意見が守られるから、究極的に交わっているかと言われたら疑問がある」というようなことは感じたりしていた?


しゅん:特に思わなかったかな。そこまで政治的、宗教的な話で衝突したことはなくて、むしろ普段の生活の中で喧嘩することは山ほどあったかな。自分の部屋はどう使ってもいいけれど、シェアするスペースはどうするのかで意見が違っていたりとか。まあ国の違いというより、個人の違いが大きいから関連性はないかもしれないけれど。


その価値観の違いを埋めるために、話し合って、どうにかして解決策を探そうというような経験はシェアハウスであったかな。それは家族ではなくて友達と住むとなるからこそ起こるのかなと。なので、僕は政治的価値観の違いとかは生活で触れてこなかったかなと思います。


あむ:まこちゃんは事前のアンケートで「ルームメートとの付き合い方をみんなに聞きたい」と書いてたよね笑。しゅんくん答えられるんじゃない?


しゅん:こまめに連絡しあうことが大切じゃないかな。これ使っていい?とか、今日友達来るけどいい?とか、連絡を怠らないことかな。難しいけどね。あとは、たまにご飯に行ったりして、二人の時間を過ごすとか。


あむ:それはもう恋人との関係の保ち方ですね。


しゅん:まあそんな感じだと思います笑


それと、僕が入学前に先輩に教えてほしかったのが、最初は肝心ということ。さっきまこちゃんが高校時代に勉強をガツガツしてて、大学に入ってもそのモードでいたというのは本当に共感していて。アメリカの大学では最初の2、3週間はウェルカムウィークで、きっと日本の大学デビューと近いのかもしれないけれど、友達作りとかコミュニティーに入るという意味で最初は肝心。そこは先輩が教えてくれてたら、もう少し楽しめていたのかなと思う。僕もガチガチに勉強頑張るぞでいっちゃっていたので。


ゆうや:いや本当に課外活動大事だよ笑。クラブとかに入っておかないと、人脈もできないからね。


卒業式!Go blue:) (写真:しゅん)


未来の話・将来について:向こう5年は何をしている?


Q.今思い描いている進路やビジョンがどんなものなのか、そしてそれは、いつ・どのようにできあがったか聞かせてください。


ゆうき:俺ははっきりしているので最初に。さっきアメリカで就活したと話したけれど、今はOPTを使っていて、残り2年9ヶ月の期間で、H-1Bビザ(就労ビザの一つ)に応募するチャンスが3回あるので、その取得が今の目標。(※OPTは学生ビザで学位を取得した後、米国で専攻と関連する職種で実務経験を積むことができる機会。)


その大学を卒業してからOPTの期間に就労ビザをとるという方向が固まったのは、卒業直前でアメリカのVISAサポートしてくれる会社に就職が決まった時だったかな。日本帰国 or アメリカ在留の分かれ道があったけれど、アメリカに残れたからそう決まったって感じです。ビザのサポートをしてくれるアメリカの会社に就職が無理でも、日系企業就職とか、違う在留資格でアメリカに残る手段もあったけど、大学のある(NYに近い)ニュージャージーから、例えばミシガンとかに行って、友達もいないところで一人で生活はちょっと無理だと思って。


しゅん:めっちゃミシガンディスられてる笑 (ミシガン大学アナーバー校出身)


しゅん:じゃあ、僕次で。直近の目標はPhDを取ること。それ自体も厳しい道のりだから、その後のことを今考える余裕はあまりないけれど。もし院でやりたい研究ができて、卒業もできてとなったら、教育機関に残って教える立場になるのも憧れるかな。教授という立場は大勢の生徒に影響を与えられると思うから、そういう道で人や社会に貢献できるのはすごいと思っている。それは院よりも更に厳しいんだけどね。


先のことは本当に自分のやりたいこと次第で、自分がどのように貢献できるかを考えた時に、バイオテックの会社や製薬会社にフィットすれば、そっちの方向に行くのもありだと思うし。まあ考えることいろいろあると思っていて。それは自分がやりたいこと、自分がどれだけ貢献できるか、得意なことをどれだけ披露できるか、あとは家族どこいるかというのも大切な要素になるかなと。この国・場所にいたいというのははっきりしていなくて、その時の自分がベストな環境にいられる選択肢を考えていければと思います。


あむ:大学院に進学というのはいつ頃決めたの?


しゅん:高校生の頃から院に行くだろうと思っていたのだけれど、実際にはコロナが始まる直前、僕が大学三年の二学期目とかぐらいに決めたかなと思う。


まこ:私も今から大学院生活が始まるから、直近の目標としては二年間頑張って、良い成績と修士論文を持って卒業すること。今はずっと、自分の好きな人類学と子供をミックスした何かしらの研究をしていけたらいいかなと思っている。その後どうするかはわからないけど、常に自分がストレスなく幸せな選択をしたいと、大学生活を通して思うようになったかな。


というのも、アメリカに行く前は国連行きたい〜開発途上国で働いてみたい〜とかミーハーな気持ちでぴょーんって大学に来たけれど、実際に働いている人や世界を目指す友達を見てると、自分とは違うなと思って、そこから自分の好きなこと探しを始めた。


授業の取り方もアメリカの大学は割と自由だし、人類学が好きと気がついてからも、好きなインターンや気になることも長い夏休みにできた。他にもコロナで日本にいた一年の間に保育園で働いてみたら、子供がすごい好きってことも気がついて。だから人類学と子供っていう好きなことと好きなことをミックスできて、教育人類学という分野もあったのもラッキーだった。


今はそれが好きとわかっているからとりあえず頑張るけれど、またこれ嫌〜となったら違うことしてるかもしれないけどね。大学院に行くなんか高校生の時は考えてもなかったし、4年間卒業したら、まずなんかもうめっちゃエリートOLやって〜とか、そんなこと考えたけど、インターンを通じてやっぱりOL無理と思ったりもしたから笑。


ゆうや:じゃあ大学院繋がりで。まあ確かに他の人と同じように、ドロップしないようにというのが目先の目標かなと。それ以降は、個人的にやりたいことわかっているけれど、それを実現させるためには、果たして企業に行くのか、アカデミアに残る方がいいのかは自分でもまだわかっていない。


企業の方に進めば、多くの人にインパクトを与えることができるのかなとも思うけれど、アカデミアに残れば、商業利用ではなくて研究という目的でいろいろシステムの向上とかできる。両者の一長一短があるから、まあよく考えて決めようかなと。


あむ:院への進学は、いつ決めたんですか?


ゆうや:大学に入ってすぐの頃から、理系だったこともあって、修士まで行くのかなとふんわり思っていた。でも修士・博士のオプションを考えると、お金がかかるしなとか考えたりして。最終的には、博士課程の途中で修士を取ってドロップアウトもできるから、その道でいいかなと考えました。


かんたろう:じゃあ、日本で就職組がいきます。そもそも自分は少し早く大学を卒業したんだけれど(3.5年)。それはさっき少し話したことで、身も蓋もないこと言うけれど、デポーから早く出て、他の場所に行きたかったから。特に何故かというと、自分はジャーナリズム・ニュースの仕事をしているから、ニュースがない場所にはいてもしょうがない、人の多い場所に行くという気持ちがあったから、早く卒業した。


アメリカでの就職も考えたけれど、ビザの問題や12月に卒業した時は求人も少なかったり、コロナが広まったりで難しかった。アメリカでの就職は自分にとってマストじゃなかったから、とりあえず日本に帰った。その時、東京オリンピックのインターンがあったのでやってみた。


その先は考えていなかったけれど、たまたま運良く求人があって、ロイターに就職することになりました。これまでインターンを6つ経験してきたので、もうインターンは十分だったし、暮らしていくにも早く所属先をゲットしたかったからね。


フルタイムの仕事を得た今は、すごく明確なビジョンがあるわけではないけれど、日本にずっといたくはないと思っていて。実際にはコロナが終わってからにはなるだろうけれど、それを実現するために今準備をしておこうという感じです。


あむ:インターンは、どうやって見つけたの?


かんたろう:結構コールドメール送ったり、Linked Inとかボスキャリを通じて見つけるとかもあったかな。


あむ:全て自分から見つけにいって、取りにいってという感じなのかな。


かんたろう:いや、斡旋してくれるようなプログラムがあったり。それはアメリカの財団がやっているものだったかな。あとは、一度ジャーナリズムで賞をもらった時にその特典で得た機会もあった。それはAP通信でインターンだったり、いろいろある。


あむ:なるほど。


かんたろう:そう。いやー、でももうインターンはもうお腹いっぱいです。


3年目の秋に働いた東南アジアのオンラインメディアで、他のインターン仲間と。

(写真:かんたろう)


(おまけ)卒業した今、高校生に学部留学を勧める?


ゆうや:みんなぶっちゃけ留学をおすすめするの?大学ではいろんなことがあると思うけれど。


しゅん:僕は、おすすめする派です。日本の大学は一学期間通っただけなので比較はできないけれど、海外の大学の方が自由なキャンパスライフを作れると思う。何の授業を取るか、どんな課外活動するか、長い夏休みにどんなインターンするかとか。大学に入ってからの選択肢は、幅広いかなと。個人的にはシェアハウスも含めてめっちゃ楽しかったから、おすすめできるかな。それが全員というわけではないと思うけれど。


あむ:どういう人がおすすめ?逆に、こういう人は向いていないよとか。


しゅん:あんまりこういう人は来ない方がいいというのは、僕的にはないかな。誰でも絶対楽しめると思うけれど、大学に通う期間を充実させるためには、自分から行動を起こさないといけないとは思うかな。


まこ:私もやってみたいなと思っているなら、シリアスに考えず、とりあえず足を突っ込んでみてもいいかなと思う。


かんたろう:まあ、僕もおすすめです。ただ、金銭面などの理由で行きたくても行けない人がいるのは事実で、行けるのであればそれはすごく贅沢なことだから、活用してほしいと思います。


ゆうき:俺もおすすめはするけれど、全員にではないかな。大学に日本人一人で、自分と違って周りの留学生は大半が高校からアメリカに来ていて英語も話せるし、アメリカ知ってるよという環境だった。だから自分一人でどうにかしないといけないという状況とか、自分を救えるのは自分だけという場面もたくさんあった。そこで頑張り切れないと、周りに誰もいない状況で惨めになっちゃうことにもなったと思う。


そういう状況も、起こり得るからさ。周りが助けてくれるというのももちろんあるけど、どうしようもない状況で、結局は自分でどうにかしないといけない。だから、そこで立ち向かえる力があればいいと思うかな。留学を通してそういうことを学ぶこともできるけど、やっぱり簡単じゃないかなと。


そういう意味で、俺は全員に学部留学いいよとは言えないかな。決定的な理由があれば、おすすめすると思うし、そうでなければ留学じゃなくても他の手段で海外へ行くこともできるからね。他の手段を考えてもいいのかなと思う。


さいごに

結局おすすめするのか、しないのかどっちなんだ!という読者の声も聞こえてきますが、同じ留学経験をした先輩が一人もいないように、どのような留学生活を送れたら満足なのか、実際行ってみたらどんな留学生活になるのか、それは人それぞれというのがぶっちゃけた意見です。


だからこそ今回の座談会を通して、何でも叶うスーパー手段ではなく、一長一短があるたくさんの選択肢のうちの一つとして、少しでもリアルに学部留学のことを知っていただけたら嬉しいです。


また、すでに海外に旅立った、登壇者の後輩であり、読者の先輩である皆さんは、自分が卒業した頃に今を振り返ったらどうなるだろうと、残りある学生生活について改めて考えるきっかけにしてみてください。(そしてぜひ、卒業した際にはシェアブロードを通して、あなたにしかない経験を教えてください!笑)


最後に、この会に参加してくれたメンバーたちが過去に執筆した記事へのリンクを貼っておきます。今回の話の中ではあまり触れられなかった、受験期や大学1、2年生の頃に感じていたことが記事として残っています。ぜひ読んでみてください。


2022/2/10 natsumi, amu