Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

PhotoStoryGallery:『けなげ』

2017.11.17 07:42

 ひっそりと咲く昼顔。


 凛とした一輪の花の後ろに、薄紅色の小さな花と寄り添うように、身を潜めて咲く、昼顔の花。


 どちらもけなげで、どちらもほんのりと切ない。


 守るものを持たぬひとり凛と立つ昼顔も、守るものを持ち、そっと寄り添って身を潜める昼顔も、どちらもいい。


 ひとりの女の中に持っている顔とその昼顔は似ている。


 ひとりでも生きられるけど、寄り添うよう人もいて欲しいと願う。


 欲張りと人は言うかもしれない。


 けれど、それでもそれぞれを緩やかに表わして咲く昼顔を、私はけなげに思ってしまう。


photo/文:麻美 雪