日誌抜粋〜親も子も家族に
2022.02.23 08:01
2月17日2歳組
2歳組として二度目の遠出。(中略)初めて訪れた展望台からの景色は格別で、相川さんが「ここからは富士山も見えるし、今日は大島までもあんなにくっきりと見えるわねぇ」と話してくれた。こんな自然な語りかけ、自分は何年経っても一向にできていないな、とハッとしてしまう。
私はというと、久しぶりの遠出に前日からワクワクが止まらない。すぐにでもお山に入りたい当番母をよそに、子どもたちは住宅街をおしゃべりしながら手を繋ぎ、横並びで歩いたり急に走り出したりするだけでそれはそれは楽しそう。
見守る大人さえいれば、お山であろうとなかろうと、どんな場所でも楽しみ盛り上がることができる信頼関係みたいなものが築き上げられてきたのだろう。歴代の母たちがよく口にしていた、いわゆる「ギュッとなる」という状態。仲間と共に育つ。こうなったらもう親も子も身内であり家族である。
彼らが美味しそうに食べている、楽しそうに笑っている、もうそれだけで充分だと思う。
2歳組も残り一ヶ月、卒会まではまだあと一年以上あるというのに、この日はスタート時点から自主保育の醍醐味を噛み締めていた母なのでした。
(カナコ)