大切な場所
渋川での勤務最終日。
長く通って下さったお客様をお誘いして、東吾妻にある「セレニテ」へ行きました。
ここには、前橋のクリニックの近くにあった酵素玄米を出すお店「マムズケイク」さんが新たに出したお店です。
私が初めて食べた酵素玄米はこのマムズケイクさんでした。
本当にこの酵素玄米が美味しくて、ただただ感動しました。
素材や水にもこだわっていて、すごく驚いたのを覚えています。
こういう独自性を持っていて貫いている人に、私はとても惹かれます。
何度か通っているうちに、お話しも出来るようになり、考え方や佇まいに一本芯がキュっと通っていて、自分に厳しい方と感じました。
そんな、いくさんが新しく出したお店「セレニテ」。
たまたま、お客様とセレニテのお話をしていたら、お客様のご主人と同級生ということを知り、行ってみませんか?とお誘いしたところ、行っちゃおう!ということになりました。
元々渋川最後の日に、絶対にセレニテで〆めよう!と思っていたのです。
ひとりでも行くつもりでいたところに、いくさんに会わせたい方と一緒だと楽しみも増え、楽しいプチトリップになりました。
たまたま、平日の昼すぎと言うこともありお客様少なく、いくさんとたくさんお話しすることが出来ました。
本当に、このセレニテは素敵な空間でした。
セレニテ(Serenite)の意味は、「静かな、癒やしの空間」。
本当にそのまま。
いくさんにしか出来ない。
誰もまねできない。
いくさんにしか作れない空間がそこにありました。
5年前から構想し、ようやくたどり着いた場所とのこと。
えーーーー!5年前からですか!?
妥協せず、「これ!」と思う場所を探し続け、出会ったら即決。
そのパワー圧巻でした。
一緒に行ったお客様も、そのタイプで、やりたいと思ったら即行動派。
この二人の大人がかっこいいし、憧れるし、尊敬するし。
もう、私、ちっちゃい。
渋川での最後の方の勤務は、今まで自分がやってきたことに自信を無くすことが多々ありました。
ただお客様には本当に励まされ、施術を受けて下さる方と受けない事務的な方との感覚のずれというか。
でも自分にとって「大事なものはなんなんだ。」と思ったのです。
このパワーのある年上の二人に囲われたら、すべて吹っ飛びました。
覚悟が決まった感じです。
いくさんには、口に出した方がいいわよ。と言われたけれど、私は無言実行派。
お腹の中でふつふつと温め、実行していく。
口に出すと抜けていく感じがして。風船の空気が抜けていくような感じ。
準備整い、そろそろ言い始めてもいいんじゃない?と言うときになったら言い始めます。
それは、「いまだ!」というときが来たら。
このセレニテに行って、お二人と話して決めたこと。
これからの自分のビジョン。
覚悟が決まった。
そして、今、準備中。
私も先を見据えて動き始めました。
そろそろ言ってもいいんじゃない?となった時、まずは「セレニテ」に報告しに行く。
そこが私の新たなスタートを決めた場所。
もう5ヶ月以上も前の事だけれど、たくさんのことを収穫した日で気持ちも心もすべてパンパンになった日で整理がつかなかった。
ようやく書けた。
どんな道でもいい。
私らしく、やりたいと思うことを信じて。
ただ進むだけです。