漬け野菜 イソイズム
京都府京都市下京区七条通烏西入中居町114
11:30~15:00(L.O14:30)
17:00~24:00(L.O23:00)
五十家グループが展開する、漬け野菜のお店。漬け野菜とは、いわゆる漬物とは違うらしく、従来の漬物の手法にこだわらず、味噌漬けやオイル漬けなど、野菜をいろんな形で漬けるスタイルを発信している。平日のランチタイムに訪問したが、開店前からお客さんが数人並んでおり、開店と同時にiPadをもったスタッフが予約名を確認していく。
■テーブルにつくと
テーブルにA3サイズカラーのメニューが人数分おいてある。メニュー内には、手書きの野菜のイラストとともに、こだわりがかいてある。端には、今日の漬けもんラインナップが野菜の効能と共に書いてある。手書き感があったかく、こだわりとお店のコンセプトも嫌味なく伝わってくる。
着席すると、おしぼりと共に、あたたかいお茶が供される。五十家のオリジナルの五穀茶らしく、そのこだわりも、メニューに書いてある。
■料理
12種の漬けもんが、お寿司のように板にきれいに陳列されて提供される。色鮮やかで、思わず写真を撮りたくなってしまう。漬けもんの乗った板は、A3メニューの上に置かれるのだが、端に書いてある漬けもんラインナップが見えるように置かれる。このラインナップの説明書きを読みながら、一個一個答え合わせをするように食べる。これが楽しい。漬けもんはそれぞれ、何かしらの野菜と〇〇(チーズとか肉とか)を組み合わせているのだが、その組み合わせが斬新であったりもする。味は、基本的にやさしい味わいだが、しっかりおいしいものばかり。
土鍋ごはんが、土鍋ごとテーブルにおかれ「もう少し蒸らしてお食べください」とスタッフがひとこと。わざと、テーブルの上で蒸らすようにしてるのだろうか。その方が臨場感があるし、ごはんを待っている間、漬けもんを少しつまんでいると、前菜を食べているような気持ちになる。時がたち、いざ、土鍋のフタを開けると、湯気と共に、つやつやのごはんの真ん中に鰆の西京漬けが鎮座。これをほぐして食べると、ほんとに幸せな気分になる。
それから、野菜スープもつくのだが、これがまたやさしくおいしい。この日は、カブと大根の豆乳ポタージュ。
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