TENGA新ブランド『CARESSA』とスキンシップ調査
【ビジネス報道】 令和四年二月十二日にTENGA(代取:松本光一)は、パートナと過ごす時間をより豊かにする新ブランド『CARESSA』を立上げた。併せて、「カップル間のスキンシップ」に関する意識調査の結果と専門家によるコメントを発表した。
新ブランドは、性別や年齢を問わない「TENGA」「iroha」に並ぶ新ブランドとして、自宅でリラクゼーション体験ができるアイテムや匂いケアを気軽にできるサプリメント等の全五種類を発売する。製品を通してカップルが触れ合うきっかけをつくり、掛け替えの無い二人の時間を彩りたい。
以下五点が新ブランドの製品。
- ℃-STONE;ウォーミングデバイス。最大約四十四度まで温まる
- HOT MASSAGE GEL OIL OLIVE;ジェル美容液。オイルフリー
- MASSAGE EMULSION VERBENA;乳液タイプ
- BED MASK GRAY,BEIGE;防水仕様のベッドスロー。汗やオイルでベッドが汚れてしまうのを気にせずに、洗濯機で丸洗い可
- INNER CLEANSE,同 POUCH TYPE;サプリ。腸内細菌をケアする
<スキンシップ率>
「カップル間のスキンシップ」に関する意識調査の対象は、パートナと一ヶ月以上付合っている二十代から四十代の男女計600人。
パートナとの関係性で「良好」「やや良好」は、七割強が日頃からスキンシップをよく取っている。他方、「やや不仲」「不仲」は九割がスキンシップを「あまり行っていない」「ほぼ行っていない」。
「スキンシップをすると、どの様な気持ちになりますか」を複数回答で聴き、「安心する」が最多の六割弱。「幸せな気持ちになる」「大切な気持ちになれる」が続いた。「特に何も感じない」「その他」は二割弱。
「スキンシップを取り難い」「勇気がいる」と感じる理由は、「子育て」が最多。次いで「タイミング」「年齢」。
オキシトニン分泌
人間科学博士で臨床発達心理士の「桜美林大」山口創(丁未)教授は、スキンシップを行うと、信頼関係や愛情を深める“絆ホルモン”と呼ばれる「オキシトシン」の分泌が増加する点を指摘。
オランダの研究を挙げ、夫婦の片方にストレスを与えた時、“相手の手を握った”グループの方が“言葉で励ました”グループよりも、ストレスが低い事を伝え、「この結果から、やはり直接触れ合う事に重要な意味があると分かります。」と。
また、「オキシトシンの分泌には、単なる触覚刺激があれば良いのではなく、相手の事を慮るという優しさや思いやりといった心理面も重要なのです。」と力説した。
画像:㈱TENGA