ボルボ V60 リアブレーキパット(ディスクパット)交換
長いことブログをさぼってました。
ボルボのV60が車検にやってきました。
外車の整備は車屋さんによっては嫌がられる(断られるか外注で高かったりすることも)有りますが、ベンツやBMW、VW等は受け入れる所でもボルボは嫌がります。なぜならテスターが一般的な(と言っても車屋さんが買うモデルです)汎用テスターは対応してません。
せいぜいエンジンチェックランプのPコード(エンジン関係)を見て消せる程度。
うちの汎用機(スナップオンMTG5000S)でもボルボはPコード以外は見れません。
汎用機で非対応の外車用に用意してあるテスターで、ボルボ対応の物が有るので、それをつないでみると、この車両にも対応してましたので作業開始です。
点検の結果、ナンバー灯の球切れとリアのディスクパットの残量が1mmしかない状態。
点検の結果と見積もりをお客様に連絡すると両方交換するとの事。
こちらのボルボはリアブレーキに電動のパーキングブレーキが付いています。
試した事が無いので真偽不明ですが、テスターにてブレーキの解放(解除)をしてから交換しないと壊れると言われてます。
ついでにサービスリマインダー(点検してねのメッセージが出るやつ)のリセットもテスターをつながないと出来ない模様(ひょっとしたらやり方が有るかもしれませんが、この年式は分かりませんでした。前のモデルではテスター無しで出来たと思います。)
テスターをつないでキーONのままの作業なので、電圧低下予防にブースターパックをつないでおきます。
さっそくテスターにてブレーキの解放をすると、リアブレーキよりモーターの駆動音が鳴ります。
駆動音が止まったらパットを交換し、ブレーキのセットをすると駆動音が再び、その後、軽く試運転の後、問題が無いことを確認し、サービスリマインダーをリセットして作業終了。
ちなみにナンバー灯の電球も国産車では使わないタイプ(W数違いの似たものは有りますが)なので在庫は持ってないので、パットと共に取り寄せました。