国語が苦手な子のための超短文読解「接続詞」編
2022.03.01 15:05
「読解が苦手」という子の多くは、文章をきちんと読めていないことが多いです。
まずはその理由を掴ませばなりません。語彙(知っている言葉の数)が少ないか、文と文のつながりに理解がないか、知識が足りないかなど課題を見つけて対処する必要があります。
そこを見つける時に役に立つプリントが上記の「超短文読解」です。
こちらのプリントには、「接続詞編」「指示語編」「同義文編」「文の基本構造編」などがありますが、今回は「接続詞編」のご紹介です。
それでは早速、自分の感覚に従って解いてみてください。
ここで接続詞の簡単な説明をしておきましょう。
接続詞とは、文と文をつなぐ言葉です。文と文の間にあって、2つの文を関係性を表します。有名なところで、以下のような種類があります。
- 順接(原因理由→想像される結果)…だから、すると、したがって
- 逆説(原因理由→想像とは逆の結果)…だが、しかし
- 理由(事柄→理由)…なぜなら
- 具体化(事柄→事例)…たとえば
- 抽象化(事柄→言い換えや要約)…すなわち、つまり
- 追加(事柄→同等な内容を並べるもしくは加える)…並びに、しかも、また、さらに
- 対比(事柄→比較や選択)…あるいは、または
- 転換(話題や観点が変わる)…ところで、さて
各々の接続詞を理解することで、文と文のつながりが見え、文章の理解が深まるわけですね。逆に、そのつながりが読めなければ、文章が何を言っているかよくわからないわけです。
では、答え合わせといきましょう。
001の答え:①A ②B ③A ④B ⑤B ⑥両方 ⑦A ⑧A ⑨A ⑩A
いかがでしたでしょうか。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
②も載せておくのでよかったら解いてみてください。正解は3/4にこのブログにて発表します。