合衆国の歩み7-第二次大覚醒
2022.02.25 10:02
アンドリュー・ジャクソンを生んだ大衆化・反知識のムーブは、宗教社会運動となる、「第二次大覚醒」である。建国の父達は、理神論者であり、心の中では聖書を信じていなかった。そしてフランス革命の啓蒙主義はアメリカに逆輸入されて広まり、宗教的危機が起きる。また西部開拓者も、生活はいい加減だった。
第一次大覚醒のように、新しい信仰者達はまたもや野外で大規模集会を行った。このキャンプミーティングはケンタッキー州から始まった。西部の開拓者達は、自分達が一つになるきっかけを宗教に見出したのである。そこで信仰回復体験の高揚が経験され、共有された。
第二次大覚醒の特徴は、社会への参加や改革である。プロテスタントは信仰のみで救われると説くが、第二次大覚醒の牧師達は、生活や社会の改革での救いの実行を説いた。大きく広がったメソジストは、規則正しい生活を提唱し、ミッションスクールや貧民救済を行った。バブティストは浸水による信仰体験と告白を重視する。
キリスト教的に正しい社会をつくろうとするのは、建国の理念だったが、第二次大覚醒はさらに激しくなり、奴隷解放運動、女性解放運動、さらには禁酒運動として、アメリカ社会を変えていくことになる。