イヤイヤ期はママの成長期
イヤイヤ期、いつか来るとわかっていても、いざやってきたと分かったとき、
困るママはとても多いです。
なぜ困るのか。
「自分の思い通りに行っていたことが行かなくなってきたから」
そもそもイヤイヤ期ってなぜやってくるのかというと、
『子どもが他者と自分が違うということに気づき、自分の想いを伝える手段を模索し始めたから』
なのです。
これ知らないまま大きくなったらどうです?怖いですよね。
人と自分が同じと思い続けたり、何考えてるかわからない人になったり、社会に出て行くときに赤ちゃんと同じような人だったらと思うと。
それは極端ですが、このイヤイヤ期の関わり方が、その後の親子関係や他者との関係にかなりの影響を及ぼします。
でもイヤイヤ泣かれたり騒がれたり、物に当たられたり自分に当たられたり。
どうしたらいいの!!!
それはね、
『ママが主導権を譲らないこと』
ことです。
ここでの一つテクニックがあるのですが、子どもは突然のことにパニックになる生き物。
なので、まずパニックになりそうだな、イヤイヤ言うだろうなと想定できる場面の前に、
一言「今日は○○しないからね」と釘を刺します(笑´∀`)
そこで「イヤー!!!」となったらもうそこで終わり。
帰りましょう。
←え!そんなはずじゃって焦る子ども多数。自分のわがままどこまで通じるのか試してみた結果、ママがざっくりお断り。そうか、ママはここまで言うとイヤなんだな。ここからは駄目なんだ。こんな風に言ったらイヤな事が待ってるんだ。そう理解していきます。
じゃ、一言聞いて「うん、わかった!」となったら、レッツゴー♪
でも子どもはすぐ忘れる生き物です。またいつもの同じパターンで「イヤー!!!」
しばらくじっと見といてください。ひたすら泣きわめきますが、何もしないでください。
いつか疲れます。あれ?何もママ言ってこないぞ?我に帰る時が必ずやってきます。
疲れて泣くのをやめたときに一言。
「しないって言ったよね?」
そこで子どもは気付きます。
ママは言ったことは守るんだ。ママはいくら暴れてもだめな物はだめな人なんだ。今度からこれやってもだめだからやめようっと。
自分の想いに折り合いがつけられるようになる。
他者の想いに気付けるようになる。
自分の気持ちのコントロールの仕方が分かる。
このテクニックにもいろいろパターンや付け足したらいい言葉などありますが、まずはこのことをしっかり胸に刻んでほしいと思います。
きっとね、優しいママ達はすぐ子どもに負けて許しちゃうの。
こんなに泣く姿見たくない、こんなにまで泣かせてかわいそう・・・
どうにかしなきゃ!
大丈夫。子ども達は自分で気付く力を持っています。
ママのことや人のことをよく知りたいのです。
それってとても大事でしょ?
子どもに合わせるだけが愛情じゃない。
自分というママの気持ちや心を伝える揺るがない気持ちを示すことも愛情です。
あなたはどっちの愛情を伝えたいですか?
イヤイヤ期はママも成長の時です。