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「1」を意味する“A/An”と“One”の違い:注文時

2024.04.01 22:00

おはようございます、Jayです。



日本は4月から新学年となり、これから英語を学ぶという方もいらっしゃる事でしょう。

ですので今日は英会話や英語でよく出て来る単語でおそらく違いを分かっている人が少ないと思われるものをやります。


英語をまだやった事なかったり苦手な方でも「1」は英語で“one”(ワン)というのをご存知の方もいらっしゃるかと思います。

他には“a book”や“an apple”の“a/an”も「1」という意味です。

今朝はこの「1」を意味する“a/an”と“one”の違いについてです。

いろいろあるので日常でありそうな注文時に焦点を当てます。


少し文法の話をすると“a”と“an”は「不定冠詞」(indefinite article)というものです。(頭の片隅のタンスの奥底にでも置いていただければ幸いですw)

日本語に冠詞はないと思うので混乱するかもしれませんが、“限定されていない・特定されていない人やものなどに使う”といった感じです。(逆に特定されている「定冠詞」は“the”)

ちなみに“a”と“an”の違いはこれらに続く単語の最初の音が子音か母音かです。(子音の音なら“a”で母音の音なら“an”)


日本語の「本屋さんに行ってくる」や「レストランに食べに行こう」に置き換えて考えてみましょう。

言われた側はこれだけではどこの本屋さんやレストランに行くか特定できませんよね?

日本語では特に何も明記されていませんが、こういう時に英語では不定冠詞が出てきます。

“I'm going to a bookstore.”(本屋さんに行ってくる)

“Let's go eat at a restaurant.”(レストランに食べに行こう)


注文する時に(1つのつもりだけど)「幕の内弁当ください」と個数を言わずに言う方いらっしゃいませんか?

これで注文が通る場合もあれば店員さんが確認のために「おひとつでよろしいですか?」と聞いてくる時がありますね。

おそらく2つ以上注文する場合は「〇〇を2つください」と言うからあえて個数を言わないのかと思います。

英語ではここでも“a/an”を使って注文するので店員さんは“1つなんだな”と言うのがわかります。

“えっ、でもお店の商品名だから特定されているのでは?”と思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かにどの商品かは特定されていますが、同じ商品も複数個用意されているのが常で、それがいくつほしいかまでは言っていません。

先ほどの日本語の「幕の内弁当ください」ではそれだけで1つとわかってもらえるかもしれませんが、英語ではその感覚がないので必ず数字を言う必要があります。


この記事は“a/an”と“one”の違いでしたが、ここでようやく“one”について触れられます。(;^ω^)

「1」だけなら“a/an 〇〇”でも“one 〇〇”でも同じなのでご安心ください。

“Can I have a cheeseburger?”と“Can I have one cheeseburger?”のどちらでもチーズバーガーが1個出てきます。

one”を使うのは他にも注文があって特にそれが複数個の場合

日本語でも「幕の内弁当をください」と言っている人でもさらい鮭弁当が2つ買おうとしている時は「幕の内弁当1つと鮭弁当を2つください」とちゃんと全て数字で言いますよね?

英語も同じように何か1種類を1つだけ(もしくは複数種類でも1つずつ)なら“a/an”ですが、他にも複数個買うものがある時は“one”を使います。

“a/an”のみの例:

“Can I have a cheeseburger (and a large fries)?”

「チーズバーガー(とポテトのL)をください。」

“one”を使う例:

“Can I have a one cheeseburger and two large fries?”

「ハンバーガー1つとポテトのLを2つください。」


いかがでしたでしょうか。

基本的には同じなので深く考えなくていいですが、他に2以上のものが出てくる時は“one”を使うようにしましょう。


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