世界一の美女・尼の二十一歳が答えた「美しくなる為に一番必要なもの」
【美容報道】 平成二十九年十一月十四日に東京・水道橋にて、国際文化協会(会長:下村朱美)は『第五十七回 二〇一七ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント世界大会』を開催した。本世界大会はミス・ワールド、ミス・ユニバースに並ぶ世界三大ビーティ・ページェントの一つ。美しさや国際親善、世界平和等の国際社会に貢献しようとする志の高い若き女性達が「美と平和の親善大使」として集い、互いに交流を深める事を目的としている。
六十九名から見事、本年の世界一の美女に選ばれたミスは尼ケビン・リリアナ(写真上)が受賞。二十一歳の大学生(取材時)だ。ベストドレッサ賞とのダブル授賞を果たした。インドネシアとしては初のグランプリとなった。受賞後、「先ずインドネシア代表に選んで頂いたミス・インターナショナル インドネシアに感謝を伝えたいです。また会場にまで来てくれた家族、サポートしてくれたインドネシアの方々、お世話になった全ての方々に感謝を述べたいです。」と周囲への感謝を伝えた。「これからミス・インターナショナルとして過ごす一年間、世界平和・国際理解・文化交流に努め、ベストを尽くしたいと思います。」と目標を掲げた。
受賞後の囲み取材で、女性が美しくなる為に一番必要なものは何か、とハイムは質問した。「自分の事を如何に信じられるか。そして周りに対し、どの様に証明できるかが重要です。」と二十一歳は答えた。自身の努力によりグランプリを勝ち得たと痛感した模様。日本は二十四年の大会振りに、二十四歳の筒井菜月(写真上)が五位で入賞。ミス・ナショナルコスチューム賞とのダブル受賞を果たし、ホスト国としての力量を見せつけた。 菜月の民族衣装は例年、審査員を務めているコシノジュンコがあしらった。
昨年と比較し、本年は全体を通してボディメイクに励んだミス達が増加した印象を受けた。イブニングドレスではボリューム感のあるタイプから身体のラインを美しく魅せるタイトなタイプに移行。世界的にボディメイクに筋力トレーニングが用いられている様だ。全体のラインの細さよりも女性らしいボリューム感と華奢感の絶妙なバランスが今後のミス達に求められるだろう。
本年受賞者は以下の通り。括弧内は年齢。
- インドネシア;ケビン・リリアナ(二十一)、ミス・ベストドレッサー
- キュラソー;シャネル・デ・ラウ(二十二)
- ベネズエラ;ダイアナ・クローチェ(二十)
- オーストラリア;アンバー デュー(二十一)、ミス・パーフェクトボディ
- 日本;筒井 菜月(二十四・日本)、ミス・ナショナルコスチューム
撮影記事:岡本早百合