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「宇田川源流」 ウクライナ戦争の背景などは他に譲るにしても経済関係などはブログでも書いておこう

2022.02.28 22:00

「宇田川源流」 ウクライナ戦争の背景などは他に譲るにしても経済関係などはブログでも書いておこう


 先週の木曜日、24日の日本時間の14時ごろ、ロシアがウクライナに侵攻を開始した。この侵攻に関しては、「ウクライナの非武装化」や「ゼレンスキー大統領の解任」そして「傀儡政権の擁立」というようなことを狙っているのではないかということが言われている。まあ、平たく言えば、プーチン大統領はウクライナという国家を自分のいうことを聞く「属国」にしたいわけであり、そのことを、片方では「大義名分」を作りながら「軍隊という力による現状変更」を下ということになるのではないか。

その辺の政治や軍隊の話は、有料メルマガ「宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話」https://www.mag2.com/m/0001647155で現在研究しており、また、今回の戦争に至る私が取材した裏側に関しては3月からオンラインサロン「陰謀渦巻く世界情勢の中であなたが生き残る方法」https://salon.dmm.com/979/postsでしっかりと行いたいと思っている。毎日のブログで話をしなければならないような内容でもないと思うし、また、このブログのように「ニュース解説」の形で話をしなければならないようなものでもないのではないか。日本のマスコミは、話題になった時は皆一斉に様々な情報を流すが、しかしその後の影響や政治的な問題、日本の政治との関連性や野党の問題など日本の政局に絡むような話になってしまうと、急に報道が無くなってしまったりするのであるから、

そのことをじっくりと書きたい場合などは、不向きなのである。

 もちろんブログをニュース解説では無くすという方法もあるのだが、さすがにそれではメルマガもオンラインサロンも様々なパターンで文章を出しているだけであるし、またタイムリーな話題に対応できるところが少なくなってしまう。何よりも「土曜日のエロ」が無くなってしまうのは残念でならない。

 ということであるから、ウクライナに関する内容はそちらの方に書いておきたい。その代わり有料であるということから、あまり公開できる内容ではない、かなり機密事項の問題も書いてみたい。もちろん変な秘密結社の陰謀論などはするつもりがない。しっかりとロシアやウクライナ、イギリス、アメリカなどから情報を取った内容と、そこの中で様々な暗躍する人々をしっかりと書いてゆこうと思う。

 さて、本日は「ブログ」でこのことを扱う。つまり、日本の皆さんの生活に直接かかわりある内容を書いてみたい。

エネルギー、小麦、産業…経済への影響は?<露がウクライナでの“軍事作戦”表明>

 ロシアがウクライナでの軍事作戦実施を表明したことを受け、経済への影響も懸念されています。

 まず、エネルギー価格が急激に上昇する可能性があります。ロシアは石油や天然ガスなどのエネルギー資源を、ウクライナを経由してヨーロッパ諸国に移送していて、これが途絶えると世界全体での供給量が足りなくなるためです。

 これについて政府は、石油は240日分、LNG(=液化天然ガス)も2週間~3週間分の在庫があり、「影響が最小限にとどまるよう国際社会と連携して適切に対応する」としています。

 また、ロシアやウクライナは、小麦をはじめ世界有数の穀物の輸出国であるため、小麦製品の価格に影響が及ぶ可能性もあります。

 産業の面では、両国は半導体の製造に必要な希少ガスを多く産出していて、この供給が途絶えた場合、世界的な半導体不足に拍車がかかることも懸念されています。

 このほか、ウクライナからの輸入額の半分以上を占めるのは、たばこです。日本たばこ産業もウクライナの工場で日本向けの製品を作っていて、「影響が最小限になるよう、在庫の積み増しなどの対策を行っている」としています。

 経済の専門家らは「両国とも貿易額としては大きくないので、直接的な影響はさほどない」としながらも、「物価上昇など今後の景気への影響を注視する必要がある」としています。

2022年2月24日 13時59分 日テレNEWS

https://news.livedoor.com/article/detail/21729564/

 さて、戦争というのは、物資が必要になる。よく経済の話で「スクラップ・アンド・ビルド」という言葉がある。今まで古いものがある場合、その古いものというのは最新式に対して生産性が悪いということになるのであるから、そのことから、古いものを一度スクラップして最新式の者に建て替えて、生産性を上げるということが重要になる。ところが都市や国家ということになると、全てが「スクラッ・アンド・ビルド」ということができないために、都市そのものが球が過多化してしまうということになるのである。

 逆に言えば、「開発する」ということが無ければ、経済の発展はないのであるが、しかし、その開発するということは、何もない所であれば、新規のものを建てる、作るだけでよいということになるのであるが、しかし、今まで稼働しているものがあれば、それを壊さないと新しいものができないのである。

 しかし、「戦争」というのは、人道的なことなどをすべて無視してしまえば、「スクラップ・アンド・ビルド」の「スクラップ」だけを担当している。兵器というものは創るものであるが、しかし、再生産はない。とにかく壊すためだけに兵器が存在しているのである。

 しかし、壊すだけということは、人が生活するためには資源が必要であるし、また再開発するためにも資源や生活物資が必要になる。そのことから考えれば、「戦争が始まる」ということは、まずは不意難などの生活や生命の遺児のため、次に復旧のため、そして復興のため、次に新規の開発のために、新たな資源が必要になる。それだけでは無く、戦争があるということは、資源の流れなども止まりまた生産施設もなくなる。「スクラップ・アンド・ビルド」のスクラップの最中は、生産が止まるので、当然にその分を補填しなければならなくなってしまうのである。

 つまり、戦争でインフラが破壊されることによって物流が滞るだけでなく、普段の備蓄以上に備蓄を必要とすることから、経済的に様々なものが滞る。逆に言えば、物資の流通不足が招く「物資の高騰」が出てくることになる。

 地下資源については、ロシアの黒海産原油や天然ガスが流通しなくなることによって、他の地域の天然ガスや石油をヨーロッパに回さなければならなくなり、流通資源が少なくなることによる高騰が上げられる。また小麦粉に関しては、ロシア軍もウクライナの難民キャンプも全て小麦によるパンやパスタが必要になるのであるから、当然に値上がりすることになる。生産性のない人(そんなことを言っては不謹慎なのであるが)である難民が、消費だけに傾くことになるのであるから、その分経済が悪化するのは仕方がない。そのうえで、その生活資源である食料が高騰するということになる。ウクライナの難民は500万人ということになる。一日に一人2キロの食料が必要とした場合、一日1万トンの食料が消費されることになるのだ。もちろん、そのようにしなければ、生活を維持できない。そもそもそのような難民を作った原因はの彼らによるものではないのである。彼ら難民は被害者なのである。

 そのように考えれば、経済の悪化は間違いがない。それ以外にも、ロシアを経済制裁するにあたり、他の経済物資が回されるし、また、ロシアを支援する国々と冷戦下に入るということになるので、市場が少なくなるということを意味する。

 さて、このような経済状況で日本人、つまり我々の生活はどうなるのか。ここであえて結論は出さない。その内容もメルマガなどにはヒントを書いておくことにする。あとは経済状況をしっかりと見てゆかなければならないのである。