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train-osaka

ドラゴン桜。

2017.11.18 02:57


来年の春より、僕は学生になる。


というので、本日は行岡医療学園の入試。

筆記試験は小論文か生物が選べて、あとは面接がある。


前日までは、ジーパンに白Tシャツのジョブズスタイルで行く予定だった。だけどググったらスーツが無難ということで、当日にスーツに変更。

10年前のリクルートスーツを引っ張り出した。


到着して思った。

スーツで来て良かったと。

ジーパンなんか絶対に浮く。

学校側は個性的な人間など求めていない。

出る杭など要らない。

一般的な好青年を必要としている。

だから浮いてはいけない。

あくまでも好青年でいないといけない。

そぅ心に何度も言い聞かす。


〜到着〜

学校には50分も早く到着した。

試験のある3階の教室に移動。


1人だけポツンと座っている青年がいた。

その青年はおそらく高校生。


彼は僕を学校関係者だと勘違いしたのだろう。

僕を見るなり起立して、元気に挨拶をしてくれた。

だから私も挨拶を。


そしてそのまま彼の後ろの席に座ったw

きっと「なんやこいつ受験者かよ」と思っただろう。


その後はポツポツと教室に人が入ってくる。

ほとんど社会人なのか、男も女もスーツ姿ばかり。

そのせいで毎回、学校関係者と思い、全員が元気に挨拶するが、受験者という、人狼ゲーム状態。


到着した受験者らは着席するなり、なにやら勉強をしている様子。

隣の女性は小論文を選択するのであろうか、なにやらずっと文章を書いていた。

練習なのか?

だとしたらそれ意味あるか?

だってまだ小論文の議題分からんやん。

と思いながら、僕は読書をする。


その日の受験者はザックリ20名。

僕の受験する科は大体200名ぐらいらしい。

その中から、50名が合格。

4分の1か。まぁ楽勝だ。


〜試験官来航〜

チャイムが鳴り、ようやく本物の学校関係者が来た。

学科試験の説明のあと、受験票の写真と本人確認をするとのこと。

顔認証ってやつ。

アイフォンXでも、眼鏡をかけたままロック解除できるのに、ここの試験官はわざわざ眼鏡を外させる。そして4回ほど写真と本人の顔を確認して、軽く頷いてから次に行く。

あほらしい。


昭和な顔認証が済んだら、試験科目を試験官に伝える。


殆どが、「生物でお願いします」と言う。

そして2名ぐらいが「小論文でお願いします」と言う。


因みに僕は一番最後。

この静けさ、この真面目さ、この緊張感、そして最後というシチュエーション。

僕は「小龍包でお願いします」と言いたい欲が湧いてくる。

そんな気持ちをこらえて、「小論文で」と言った。

そのせいで口元はニヤついてしまった。



〜いざ、試験〜

小論文を選んだのは20名中、3名だけ。

生物など現役の奴に勝てる訳がないと思ったので、消去法で小論文を選択。

それに小論文の方が自分の思いを伝えれるメリットもあるかと思った。

とは言っても、生きてきた中で小論文など書いたことがない。


とりあえず、

試験前に「小論文 書き方」でググった。

すると、「具体的、抽象的、具体的」。

とりあえずそれだけを頭に入れて臨む。


議題は、

『「読書百遍意自ら通ず」という言葉がこれからの学校生活にどのように生かされるか論じよ。』


どんだけくだらん問題やねんと思った。

意味分からんがな。

でも天才的は文章力を持つ僕は800文字しっかり書いた。

小論文は二度と書きたくない。


〜試験終了〜

試験後は1時間空きがあった。

その後に面接がある。

外出しようとすると、前の高校生がこちらをチラチラ見てる。

そして話しかけてきた。


高校生:「できましたか?」

僕:「いやー小論文は意味不明でしたね」

高校生:「僕も生物全くできませんでした」


なんの報告やねんと思いながらも、

その寝癖ボンバーのシャツよれよれの高校生はその後も話しかけてくる。


高校生:「周り社会人ばっかりやから、少しプレッシャーですよね」

(えっ、俺も社会人やねんけどって思いながら返事をする。)

僕:「そーですよねー」


たしかにこいつ以外はみんな社会人だろう。

でもな、お前は親の金だろうけど、こっちは必死なんだよ。


悪いけど蹴落とすよ。って心で話し続けた。

おそらく知能レベルが同じオーラを感じて凄く話しやすかったのだろう。



〜いざ、面接へ〜

面接は個人面接だとおもったら、どうやらグループらしい。

5人1組だ。

教師を移動すると、いかにも偉そうな試験官二人が座っていた。


「俺は自信のない謙虚な好青年」と自分に言い聞かせた。

「自信満々の順風な経営者」は絶対に合格できないと思ったから。


試験官:本校を選んだ理由を聞かせて下さい。

まずはお決まりの質問だ。


僕の回答する順番は最後で、

他者の回答を聞いて思った感想は、

「内容薄っすーーーーーーーー!」。


隣の寝癖ボンバーのシャツヨレヨレの高校生の回答は「兄が通っているので」だ。

おそらく来年の春は彼と会えないだろうと思いながら、自分も回答する。


面接は約20分程で終了。

グループでのメリットを全く生かせてない面接が終わり(まぁ時短のためだろう)帰宅する。


結果は来週中にくる。

ドキドキ。



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