ローカル鉄道の今
2022.03.15 01:30
NHK放送「岐路に立つローカル鉄道」
2月28日放送の番組でしたが、とてもいい内容でした。再放送と言う事ですが、必見でもありました。
鉄道が赤字であるのは世界中がそうであると言う事ですし、鉄道や医療は赤字であるのが普通(この言葉だったか記憶が無いですが)との事。
鉄道とバスを比べれば、経費は同じであり、鉄道は、レールがある分費用がかかるのですが、なければバスと同じと言います。
盛岡市は、病院が市内に集中しており、車で地方から行かねばなりません。高齢者になると車に乗れなませんが、バス移動は、渋滞なども有ります。しかし、その点でも、鉄道は無関係ですし、雪の時も車・バスより良いのです。
それらを見越して、IGR(いわて銀河鉄道)は、医療専用車があります。その中に、医療アテンダントという女性が居て、病院との連絡の取次サービス、駅での契約タクシー会社との連絡で、病院に搬送と言う体制になっているのです。
(⇧ 放送内容とは不確かな所があります。ご了承ください)
地域の個性を生かす対策が取られていると言いますが、まさに当を得ています。
列車・電車のメリット・・・
・線路が有るので、車の様な渋滞が無い
・込んでない限り、乗降口が多いので乗り降りしやすい
・大量の人、物を運べる
・市内電車の場合、運賃が一律であったり安め。
・市内電車は、低速なので、風景を見れる。
・何か事情が無い限り、定時時刻の発着(日本だけ)
・まちづくりに一役をかう=駅から街の中心が出来、広がる。
・二酸化炭素の削減につながる。
・健康のためには、車より、消費カロリーが増える
・車の維持費(ガソリン代・駐車場代・車検代・修理代・保険料など)が不要になる。
・レトロになればなる程、穏やかな心の町に住んでいる事を感じる様な心の癒しになる
・行き先がわかりやすい。
・市内観光をしやすい。
・路線がわかりやすい
・風景にマッチする。
デメリット
・狭い道では、車の走行の邪魔になる
・狭い道や電停の作りによっては、利用者や歩行者にとって危険な時がある。
・路線管理に金がかかる。
・低速なので時間がかかる。
・路線が少ない
参照:国交省の「地域公共交通の利用促進のためのハンドブック~地域ぐるみの取組~」
https://www.mlit.go.jp/common/001005769.pdf