【ゆるログ】中国のおもいで
ちょっとしばらくブログの更新をお休みしておりましたが、久々に書くので以前から温めていた中国のゆるーいお話などを…
以前投稿したオリンピックに関するゆるログも中国のお話と言えばそうなんですが、オリンピックではほぼ選手村と競技場の外には出なかったので(選手村~競技場間もシャトルバス)それ以外の遠征でのお話です。
実は私やたらと中国の大会に縁がありまして、アジア選手権、アジア大会、東アジア大会、その他諸々含め、覚えているだけで10回ほど中国に行っています。
北京×3、武漢、広州×2、天津、上海などなど…(特別行政区ですが香港も)
私が訪れたのはたまたま都会の方が多かったので、それこそ身の危険を感じるような経験はしませんでしたが…先輩たちからは非常にバリエーション豊かな経験談を聞いてきました。
日本人なのでぼったくられたり、車にひかれそうになったり、大気汚染のひどい場所でおじさんの鼻毛がすごかったという話を聞いたり。笑
そう、大気汚染。大会によってはバックストレートがかすんで見えるほどだったんですが…なぜかオリンピックなど大きな大会になると見違えるようなクリアな大気になる、不思議な国です…
大気の状態がひどい時に外を走って鼻をかむと、真っ黒な鼻水がでてきます。そりゃ身を守るために?鼻毛も発達するはずです。
あ、あと実際経験した中では水回りのトラブルはよくありました。
排水口が流れないとか(これは無い方がレアです)、お湯が出ないとか。
日本では三つ星四つ星のホテルではほぼそんなことは無いので(二つ星のビジネスホテルでもよっぽど大丈夫です)水回りがちゃんとしていることのありがたみを感じます。
特筆すべきはトイレの使い方ですね。
中国は水圧が弱いところが多く、トイレで使用した紙は水に流さず、ゴミ箱に入れます。
でもやっぱり長年染みついた癖で、パッと水に入れてしまうじゃないですか…
しかも水に流さないことが前提なので、トイレットペーパーは水に溶けなかったり、四つ星ホテルとかだと無駄に立派な紙だったりします。
で、トイレを詰まらせてしまったこともありました…😂(これは完全に私が悪いです)
短距離の人はあまり行きませんが、長距離の方が良く高地トレーニングで行く昆明という場所は、トイレが…いわゆる水洗ではなく、(お食事中の方はすみません)ただ溝があって、他の人の排せつ物が自分の下を通っていくのを眺めなければいけない…という話を聞いたことがあります。今はどうなんでしょうね??
治安のよい場所ではお散歩がてら市場にでかけましたが、ワニや犬(狗って犬ですよね?)の肉が普通に売ってたりとか。スーパーには魚を売るような感覚で蛙も売ってました。蛙が苦手な先輩は大絶叫でした…笑
(謎の食材はうっかりドーピングに繋がる危険があるため、アスリートの方は絶対に口にしないように気を付けましょう…!)
店員さんやスタッフもぶっきらぼうな方は多いんですけど、オリンピックでお世話になったボランティアの方はとっても親切で温かくて、良い方たちばかりでした。
朝の講演にお散歩に行くとみんなで太極拳してたり、公園に設置してある大人用の健康器具でガッツリトレーニングしている人々が居たり、健康に対する意識も高いような気がします。
英語が分からない方も多いんですけど(そもそも私たちもそんなに流暢な英語が喋れるわけでもないんですが笑)漢字でなんとなくコミュニケーションが取れたときの、なんか通じた!感がたまりませんでしたね…😉
タクシーなどはぼったくられることもありましたが、Uberが登場してからはその心配も随分少なくなりました。文明の発達に感謝ですほんと…そもそも、タクシー呼ぶのに今自分がどこにいてどこに行きたいのか説明しなくていいのがすごい。英語すら通じない地域では命綱です。(そもそもUber対応のタクシーが居なければ意味が無いのですが…)
地図アプリやUberが無いころに比べると、海外に行くハードルが格段に下がりました。
いっぱい大変な思いをしたけど、その分中国はなんだか愛着が沸く国でもありますね。
プライベートで…行くことがあるかは分かりませんけど、また行くことがあれば今までの経験を生かして、しっかり準備して行きたいと思います!