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二度とない人生だから

2021.02.28 06:58

Facebook 相田 公弘さん投稿記事 「二度とない人生だから」 坂村真民

二度とない人生だから 一輪の花にも 無限の愛を そそいでゆこう

一羽の鳥の声にも 無心の耳を かたむけてゆこう

二度とない人生だから 一匹のこおろぎでも ふみころさないように こころしてゆこう

どんなにか よろこぶことだろう 二度とない人生だから 一ぺんでも多く 便りをしよう

返事は必ず 書くことにしよう

二度とない人生だから まず一番身近な者たちに できるだけのことをしよう

貧しいけれど こころ豊かに接してゆこう

二度とない人生だから つゆくさのつゆにも めぐりあいのふしぎを思い 足をとどめてみつめてゆこう


Facebook近藤裕子さん 投稿記事

《 たのしみは 朝起きいでて 昨日まで無かりし花の 咲ける見る時 》

これは幕末の歌人であり、国学者の〈橘曙覧(たちばな あけみ)〉[独楽吟]52の歌の中にあります。

[たのしみは~~]ではじまり [~~時]で終わる形式の短歌です。

その日の小さな出来事に 楽しみを求め身近な言葉で表現された和歌は明治の歌壇にも 大きな影響を与えました。

たのしみは、、、に当てはめて 詠んで見ると 意外に[ささやかな幸せに]気づいたりします。日々の〈小さなたのしみ〉探しはクセ になりそうです。


Facebook萩原 徳雲さん投稿記事  山田無文さん(人間の完成)

 私は年のせいと申しますか、近頃よく物忘れし、人様の名前を忘れて困ります。丁寧に挨拶されてもどなただったかと思い出せないことがよくあります。

 そのことをお医者さんに話したら、その先生が言うには「忘れる方がいいんですよ。人間ものを忘れられたら完成してきた証拠ですよ」と言われるんです。

「動物は決して物忘れしません。犬でも猫でもカゴに入れて三里も五里も遠くへ捨ててもちゃんと帰ってくるし、伝書鳩などは千里先からでも帰って来るのです。人間も若いうちは色々の名前を憶えて、それを出世の手ずるににしようとしますが、人の名前を忘れるようになったなら、だいぶ完成に近づいた証拠ですよ」と言われて、なるほどそういうものかと思ったのであります。


けん先生 漢方/薬剤師@suzuki_kanpo

「魚は広い海の中ならお互い助け合うのに狭い水槽に入れて育てるとイジメが発生する。」

らしいね魚

ヤーヤー言うてくる人はその人が悪い人なのか

いやいや

実は狭い、閉ざされた環境が今の人格を作り出してるだけで、元は超いいヤツなのかもしれないね。

環境が人格も作っちゃうね


Facebook 看護の名言投稿記事 【先生が救ってくれた】

ひどいイジメだった。胃潰瘍ができた。毎日毎日、恐怖が続いた。いまもそのトラウマが残っている。

僕がボクシングを始めた理由。それは、中学のときのイジメだ。相手に仕返しするためじゃない。自分の身を守るため。パンチを打つのではなく、相手のパンチをよけるため。

僕は強くなりたいと思った。

僕は北海道の豊浦町で生まれた。家は貧しかった。サビだらけのトタン板で囲われた木造二階建て。窓は木枠でできていたけれど、きっちり閉まらない。

毎年、冬の寒さをしのぐため、ビニールを打ち付けて、窓をふさいでいた。

僕には父親の記憶がない。僕が生まれてすぐに離婚したらしい。

母親は、自宅の離れで食堂兼民宿を営み、朝から晩まで忙しく働いた。

なにも買ってもらえなかった。

中学時代当時の僕は、身長が140センチくらい。相手は170センチ以上あるやつもいて、喧嘩してもかなわないと思った。

僕は笑いのものにされ、使いっぱしりをさせられ、それでもご機嫌をとり、媚を売りながら生きていた。

母親には隠していたけれど、ある日、お腹が痛くて病院に行くと、胃潰瘍ができていた。

中学三年になって、さらにイジメはエスカレートした。

モノを隠され、靴を捨てられ、服を脱がされた。もう、限界だと思った。

カラスやスズメ、虫でもいい、人間以外のものになりたかった。学校に行きたくなかった。

そのとき、佐々木先生が異変に気づいてくれた。

先生は、小さくて、運動神経がよくて、サッカー部の顧問。歳は25歳くらい。

生徒との距離が近くて、冗談が通じるやわらかい雰囲気を持った人。

その佐々木先生がホームルームで、こう切り出した。

「最近、誰かが、誰かをからかっている。特定の人に、ひどいことをしている。

 誰がやっているか、思い当たる人は手をあげろ!」

誰も答えない。

すると先生は、大声であいつの名を呼んだ。「おまえのことを言ってんだよ!!」

シーンとなった。

僕は、ビックリした。すごいと思った。こんな大人もいるんだと思った。

先生が叫んでから、イジメはおさまった。僕は、ボクシングを始めた。

不思議なことに、強くなると、やり返そうという気持がなくなった。

「先生のひとことで、救われたんだよ」フライ級の日本一になって北海道に帰ったとき、

先生にそう言った。

先生は、変わらぬ優しい笑顔で、小さくうなずいた。

出典:「心がギュッと強くなる本 大切な人への手紙23通」